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1592冊目 仕事に効く 教養としての「世界史」
仕事に効く 教養としての「世界史」仕事に効く 教養としての「世界史」
(2014/02/22)
出口 治明

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評価:☆☆☆


 本選びにあたってまず間違いなく忌避する"仕事"、それに"教養"(無能かつ無教養なので)が冠されているのに読んでみたのは、他の方のレビューを拝見して面白そうと思ったから。うむ、タイトルで損をしている気がする。

 本書は、ビジネスパーソンたるもの外国人と付き合うこともあるだろう、そうした時に相手の国の歴史を知っていることは役に立つだろう、だから歴史は勉強しておくべきだ、としている。歴史って、単なる趣味でしょと思う私ではあるが、確かにこういう使い方なら良いかもしれない。経営に云々とか言い始めると、人は歴史から学ぶことは出来ないという先人のたどり着いた偉大な結論を思って、それにすら学ばない人々にウンザリする。

 さて、実用的な読書には冷笑的な私ではあるが、著者が世界史を地域史の寄せ集めではなく、世界的なダイナミズムの中で解釈しようという姿勢には共感を持った。

 日本で女帝が生まれたころ、中国では則天武后が権力を握っていた。この2つは独立の事象ではなく、中国における先例があったからこそ、日本も女帝に踏み切ったという指摘はなるほど、と思う。あるいは、中国では暗君がでると革命が起こってそれを駆逐するように歴史が書かれるが、実のところ権力を握った側が自らの正当性を主張するために行うプロパガンダの面がある、とも言う。

 『つくられた暴君と明君 隋の煬帝と唐の太宗』にもある通り、隋の煬帝と唐の太宗李世民のやったことはそう大差がない。朝鮮出兵に失敗したことがその代表だろう。煬帝の作らせた運河は今も重要な水路として役に立っている。随がもっと長く持っていれば、煬帝はインフラ整備を断行した名君と讃えられたかもしれない。

 西洋史についても概括すると同時に、強国がどのような流れで今の姿になったのかを論じている。征服王ウィリアムやら、ヴァイキングの真の姿やらが一冊でまとめて読めるのは有難い。

 ただ、中国に関しては私も少々本を読んできたが、著者の解釈は控えめに言って間違っているところがあるので、どうしても点が辛くなる。舜帝による治水神話を取り上げて、川が氾濫して云々というが、実のところ、治水神話はアジアの広域にわたって見られる。また、黄河が氾濫するのは遥か上流の開発が原因なので、王朝がそこまで強力となってはいなかった古代において、川の氾濫はそんなに深刻ではなかっただろう。むしろ、東南アジア地域との人の行き来を論じたほうが面白かったように思う。ユダヤ人の説明でやっているように。

 と言った感じで、面白い視点もあれば、そりゃあ強引だよと思う点もあるが、これだけのことをまとめきったのはお見事と言えよう。歴史好きは読んで楽しめると思う。


関連書籍:
つくられた暴君と明君 隋の煬帝と唐の太宗 (清水新書 (044))つくられた暴君と明君 隋の煬帝と唐の太宗 (清水新書 (044))
(1984/10)
布目 潮〓

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その他歴史 | 2014/12/05(金) 23:47 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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