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1586冊目 ダイオウイカ、奇跡の遭遇
ダイオウイカ、奇跡の遭遇ダイオウイカ、奇跡の遭遇
(2013/10/18)
窪寺 恒己

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評価:☆☆☆☆


 子供の頃、深海を扱った本でマッコウクジラとダイオウイカが戦っている挿絵を見た記憶がある。あれは何の本だったか。今にして思えば、あれは戦いなどではなくて食われかけているダイオウイカの必死のあがきだったわけだけど。

 見てきたようなシーンであるが、実はこの決定的なシーンを目にした人類は、存在しない。映像すら無い。では、それは想像の産物なのかというと、そうでもないのが面白いところ。マッコウクジラは哺乳類の宿命として肺呼吸を行わなければならないため、水面に浮上する。畢竟、人の目に触れるチャンスがある。そうして人目に触れた彼らの顔に、巨大な吸盤の跡があることから、深海に於ける戦いが想像されるのだ。

 彼らが捕食されるシーンについて述べたが、実は、ダイオウイカが自然界で生きている姿を捕らえたことはほぼ皆無であった。光のほとんど届かないことに加えて猛烈な水圧がかかることを考えれば不思議ではないかもしれない。だからこそ、研究者たちはいつかその姿を拝みたいと知恵を振り絞ってきた。

 序において、ダイオウイカの生息数を試算しているのだが、その数たるや数十億に上るというのには心底驚いた。触腕を入れれば10メートルを超える(最大の記録は18メートルとも言われる!)巨大イカが、数十億も深海に棲んでいるとは!これだけ沢山のダイオウイカが生息しているからには、映像に収めることは不可能ではない!

 著者は、2004年に世界で初めてダイオウイカの生きた姿を写真に捉えることに成功した科学者である。そして、2012年、NHKとディスカバリーチャンネルが出資するプロジェクトにおいて、遂に彼らの生態映像をビデオに捉えることに成功した。その成果が実った時のことを興奮とともに記しているのが本書である。

 プロジェクトが動き出すまで、多くの国の科学者たちの、知恵を振り絞っての作戦立案、そして深海へ向かう旅。どれも、冒険記のような興奮に溢れている。本当に好きでやっているのだなあと思わされて、こちらにもその興奮が伝わってくるのが良い。ダイオウイカの撮影に成功したところではこちらまで嬉しくなってしまった。

 また、深海に向かう旅については、以前に読んだ『深海のパイロット』を思い出した。本書でも、研究者と運用者がしばしば意見を戦わせたとあるが、深海探査の難しさについてはほぼ触れられていないので、興味がある方はこちらを参照してみて欲しい。

 ダイオウイカの姿を捉えたとは言っても、まだまだ研究は途についたばかりである。まだまだダイオウイカの生態は分かっていないことばかり。今後の研究が愉しみだ。

 後半は、著者の研究生活について書かれている。研究者、特に水産学の分野で研究を行うとはどのようなことなのかが分かるので、進路として考えている方には参考になるだろうし、そうではない人は苦労話にしながら読めると思う。正直、クジラの胃の内容物調査で、消化中のものの匂いが凄まじいなんていう記述に"うへぇ"と思いながら読んだのは事実だ。そう感じつつも、面白そうと思ったのも事実だが。深海に生きる生物の謎に興味を持たせてくれるのが嬉しい一冊だ。


関連書籍:
深海のパイロット (光文社新書)深海のパイロット (光文社新書)
(2003/07/17)
藤崎 慎吾、田代 省三 他

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ノンフィクション | 2014/11/26(水) 22:25 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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>マッコウクジラとダイオウイカが戦っている挿絵 

子供の頃、どこかで目にした事あります

NHKの番組観ました?
本物に見えずにびっくりしました。
番組の中で研究者たちの興奮や、キラキラした表情がよかったです。

そのあとのNHKコント番組の「いか大王」も好きですw(アホなコメントすみません)
2014/11/27 木 21:05:53 | URL | GACHA #Ufi/25FY編集
Gachaさん、私がテレビを見るのは職場の昼休みに付いている食堂のを見るのが唯一なので、見ておりません^^
ですが、これが放映されたとは嬉しい限りであります^^
2014/11/28 金 22:26:37 | URL | Skywriter #-編集
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