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1579冊目 浜村渚の計算ノート
浜村渚の計算ノート (講談社文庫)浜村渚の計算ノート (講談社文庫)
(2011/06/15)
青柳 碧人

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評価:☆☆☆☆


 主人公は、中学生の浜村渚。得意な科目は数学。彼女が、天才数学者率いるテロ組織と対決する連作短編集である。

 おいおい、その設定は無理があるんじゃないの?と思われるだろうが、正解です。もう、物語のバックグラウンドは荒唐無稽以外のいかなる単語も浮かばないレベル。

 まず、この小説の中では、少年犯罪急増への対策として理科系教育が徹底して骨抜きにされている。曰く、物事を数値化し、数理現象・物理現象など事実だけを重んじる科目は、心を尊重し他人をいつくしむ人間性を否定しうるから、だそうな。ううむ、理系の人は芸術を解さないなどという、愚劣かつ失笑モノの偏見を大掛かりにした感じだ。

 天才数学者・高木源一郎はこの政策に激烈に反応する。実は、彼は自分が監修し、全国の学校で使われていた数学教育ソフトにちょっとした仕掛けを施していた。なんと、催眠術の一種で、その教材を見た人間は高木の指示に従ってどんなことでもしてしまうのである。たとえそれが殺人であろうと。

 ドクターピタゴラスこと高木はテロ組織"黒い三角定規"(元ネタは黒い三連星かなあ)を結成し、数学の地位向上を狙ってテロを起こすのだ。

 上記の条件があるので、高木は直接手を下したりはしない。誰かに命じれば良い。設定上、日本のほぼ全国で15年程に渡って使われた教材であるからして、彼に対抗できるのは40歳以上か高校生になっていない人しか居ない。なるほど、中学生が引っ張りだされてくるわけだ。

 犯人が天才数学者という設定を活かし、犯罪にもしっかり数学ネタが使われているので、数学に興味がある方はニヤリとさせられるだろう。私の場合には、ドクターピタゴラスやら黒い三角定規という珍妙なネーミングの時点で面白かった。

 本書でネタにされるのは、四色問題、ゼロ除算(阿呆な学校では答えを0だと教えるらしい。そんな狂った教師の教育を子供が受けているとは驚愕だ)、フィボナッチ数、円周率。円周率ネタでは、円周率を10万桁言えるキャラが出てきて笑える。しかも、この人は言えるだけで特に数学が得意ではないというのもアレだ。

 数学が苦手な警官たちは、当然事件の真相に近づくことは出来ない。数学少女の出番です。萌えキャラとしての記号化が余りされていない、彼女の活躍に期待だ!

 と、ユーモア小説として楽しいのだが、これをミステリと謳うのは詐欺に近いと思う(笑)
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その他小説 | 2014/11/19(水) 20:47 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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