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1570冊目 植物たちの秘密の言葉―ふれあいの生命誌
植物たちの秘密の言葉―ふれあいの生命誌植物たちの秘密の言葉―ふれあいの生命誌
(1997/04/10)
ジャン‐マリー ペルト

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評価:☆☆☆☆


 植物。それは、我々の目に届く範囲の生物全てを養っていると言って過言はない。ブラックスモーカーに棲息し硫黄をエネルギー源にする生物やら、遥か地底の奥深くでこれまた酸化還元反応で生きている生物は例外だが、そうした生き物を除けば、ミミズだってオケラだってアメンボだって、みんなみんな元を辿れば植物を食べていることになる。

 とは言え、彼らは黙って光合成に励み、大人しく食べられるだけではない。実は、もっと遙かにしたたかに生きているのである。敵の存在を察知し、仲間と会話し、環境をコントロールする。黙っているから知られていないだけの、そんな植物の世界を紹介してくれているのが本書。

 知れば知るほど、植物の戦略には驚かされる。

 まず、毒。明らかに、これは食べられないようにするための武器だ。それが人類に利用されるところがまた面白いし、苦味や辛味といった、忌避させるための武器が調味料として用いられてしまうところも素敵だけど。ここで話題に上がるのがブードゥー教のゾンビ、というところが本書を面白くしているところ。

 彼らの性戦略もまた面白い。中でも、虫媒花はお見事の一言に尽きる。メスそっくりに見えるよう擬態してオスを誘い込むランは進化の面白さ、力強さをこれ以上なく示している。

 他の生き物を捕食する植物もいる。本書ではきのこ類も併せて、動物を食べてしまう植物を紹介している。線虫を捕食する菌類、粘着性の液体、あるいは急速に閉じ合わさる葉を使って昆虫を捕らえる植物は興味を引きつけてやまない。

 葉を食べられ始めると毒物を産出し始めるのも彼らが獲得してきた能力の1つだ。だから、1本の木からのみ葉を食べ続けた動物が死んでしまうこともある。しかも、彼らはエチレンを放出することで、周囲の植物にも脅威の存在を教えるというのだから、凄いではないか!

 こうした植物にまつわる様々な話を教えてくれている。植物は黙って立っているだけの生き物ではなく、実はアグレッシブに内部の化学物質の調整を行う、強い生命なのだとよく分かる。本書を読めば、きっと貴方も植物への見方を変えることになるだろう。やや怪しげな話にまで、怪しいとしながら言及するところも評価できる、そんな一冊。
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生物・遺伝・病原体 | 2014/11/09(日) 19:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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