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1565冊目 炎と茨の王女
炎と茨の王女 (創元推理文庫)炎と茨の王女 (創元推理文庫)
(2013/12/21)
レイ・カーソン

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評価:☆☆☆☆


 本格的なファンタジーを久々に読んだ。

 主人公はオロバジェ国の第二王女エリサ。国のことは父親と、その後を継ぐであろう姉に任せていれば良い。そんな気楽な身分のはずだった。しかし、運命は彼女に安寧を許さなかった。4世代に1人、腹部にゴッドストーンと呼ばれる宝石が埋め込まれる。彼女はそれに選ばれてしまった。だから、彼女は赤ん坊の頃から神に選ばれし者として、人々の希望を一身に集めてきたのだ。

 といっても、彼女はなにか目的意識をもって生きてきたわけではない。姉にコンプレックスを抱きながら、趣味の読書に没頭する。もう一つの彼女の楽しみが、食べること。その結果どのような事態になったのかは、とある登場人物のセリフを引用することで明らかになる。即ち、「デブ」。

 物語は、このエリサが祖国に倍する大国の王が彼女を妻に迎えるところから始まる。彼は、自分の国が戦争に巻き込まれそうな状況を憂い、エリサを娶ることでオロバジェ国からの援軍を得ようとしたのだ。政略結婚。他の何者でもない。では、計算だけで彼女を娶う冷酷な王なのかというと、そうではない。彼は優しい。エリサにも丁寧に接してくれる。

 斯くして夫の国へと旅だったエリサだが、その途上に蛮族の攻撃にあって大切な召使を失い、人を殺す経験までしてしまう。ほうほうの体で辿り着いた彼女は、しかし、結婚したことは黙っていてくれと懇願される。様子を見ればなんということはない、夫には愛人が居たのだ。

 結局、彼女は夫と同衾すらしないまま、日を送ることになる。なんて酷い話だ。

 王宮内の権力争いがメインなのかと思わせた頃、エリサが王宮から連れ去られることで、物語は大きな転機を迎える。彼女を攫ったのは、砂漠の民。そして、戦争の最前線に居る人々だった。ここから彼女の本当の苦しい戦いが始まる。

 教養はあっても甘ったれな女性が、真に民のことを考えるようになるまでの成長物語なのだが、その間の艱難辛苦によって無駄な肉を失った彼女が美しくなっていくというのもまた面白い趣向だ(笑)

 キャラの作りは実に丁寧で、どうして夫が優しいのかというと優柔不断だからであったり、彼が前妻との間に得た王子の教育もろくに行わないというのも実に彼らしい感じがして、違和感がない。主人公のエリサも成長していくが、周りの人々だって負けては居ない。エリサに想いを寄せたり反発したりする人々が、いきいきと描かれる。

 ゴッドストーンに期待されている役割は何なのか?そして、エリサの運命は?読み進めるのが楽しい本だった。シリーズ物なので、続きも読んでみよう。
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SF・ファンタジー | 2014/11/04(火) 21:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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