カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1560冊目 蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係
蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部動植物管理係
(2014/07/10)
大倉 崇裕

商品詳細を見る


評価:☆☆


 バスで、スズメバチが飛び回ったことによる軽い騒動があった。同じように、電車の中でも。しかも、どちらも動き始めてから暫くしてハチが飛び始めている。いくらスズメバチの飛行速度が速くても、バスや電車に追いつけるものではない。いったい、ハチはどこからやってきたのだろう?

 その頃、警察では"ギヤマンの鐘"なる新興宗教への捜査に向けて動いていた。オウム真理教を思わせるこの教団は、信者を監禁に近い形で道場に押しこめ、喜捨を強要する。そのことから、過去一斉捜索が行われたが空振りに終わり、逆に教団の放ったと見られるヒットマンに管理官が撃たれて重体に陥る。当然、ギヤマンの鐘へ、前回を遥かに上回る規模で司直の手が伸びることになっていた。

 警察組織全体としてはこの対新興宗教の捜査でてんやわんやだとしても、当然それはとは関係のない部署もある。それがサブタイトルにある総務部動植物管理係。

 おいおい、幾らフィクションでも、もうちょっと現実味のある設定を作ってくれよ。

 兎に角、過去の怪我が元で捜査の一線を外れ、ここに異動してきた須藤友三。彼と、警察博物館に勤める生物オタクの薄圭子のコンビが物語の中心である。

 このヒロイン、昆虫に限らず生物全般が好きだが、一般常識に欠けている。その設定は別に構わない。というか、一般常識に欠けたヒロインは、小説界においてはもう掃いて捨てても捨ててもキリがないくらい居るのでもう食傷気味なのだが、それは別にどうでも良い。ただ、脱線ばかりで話の腰を折り続けるのは不快の一言。おまけに、語彙が少ないらしく、お鉢が回ってきたといえばハチ?と聞き返すような混ぜっ返しが多すぎてイライラする。私も確かにウンチクが好きではあるが、これは酷い。

 閑話休題、2人のところにやってきた話は、山登りの最中、スズメバチに刺されて入院した男のもの。彼は、どうもスズメバチの巣に誘導されたようなのだ。

 ハチに刺されて亡くなる方のニュースが毎年のように報じられるが、その犯人はまず間違いなくこのスズメバチだ。その巣に誘導された場合、死んでもおかしくない。犯人の狙いは何なのだろうか?捜査を続けるうちに、冒頭のハチにまつわる出来事が判明し、何者かがハチを操っている可能性が濃厚になる。

 しかも、そうこうしているうちに、悪質な事件が起こる。高速道路を走行中の車に、スズメバチの封じ込められた小箱が投げ入れられ、そこから飛び立ったスズメバチのせいで運転手が刺され、コントロールを失った車が事故を起こして助手席の男性が死亡するというものだった。

 事件の背後にギヤマンの鐘が見え隠れするのはまあお約束。一見、本流とはまったくかけ離れたところに居る主人公たちが、気がつけば対ギヤマンの鐘の最前線に居る、という流れは予想通りで驚きが全くないところが驚きであった。

 アライグマ4匹に付けられた名前がウィンダムとミクラスとアギラとセブンガーだったり仔イノシシ(ウリボウ)はザラガスだったりする小ネタは気に入ったけど、ハチャメチャなヒロインという個性に頼りすぎのキャラクター小説に感じられた。登場人物は家庭環境やら主義思想やらを全く感じさせないので、どうにも生きた人間っぽさを感じさせないのもマイナスかな。犯人も途中から誰にでも分かるようになっているので、気になるのは狙いだけだけど、それも大したことはないのでミステリとしても評価は低め。

 生物のウンチクは面白いネタが多いのだから、それを考えるとちょっと残念だった。
関連記事
スポンサーサイト

推理小説 | 2014/10/29(水) 21:22 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。