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1544冊目 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み
櫻子さんの足下には死体が埋まっている   骨と石榴と夏休み (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)
(2013/05/25)
太田 紫織

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評価:☆☆☆☆

 美人の骨マニアかつ性格破綻者である櫻子さんを主人公に据えた短篇集第二弾。著者が書き慣れてきたためか、キャラクターが前よりしっかり動くようになってきた感じがする。お陰で、前作よりも楽しく読めた。

 収められているのは、鍾乳洞見学に行ったついでに白骨化した死体を見つけてしまう『夏に眠る骨』、寝苦しい真夜中に涼を求めてコンビニへでかけたら迷子に出会ってしまった『あなたのおうちはどこですか』、一代の成り上がり者がパーティーの夜に死体になって発見される『殺されてもいい人』の3編。

 鍾乳洞、良いですねぇ。悠久の歴史を感じさせるあの石筍。ライトアップされると特に色とりどりの石が出迎えてくれるのも嬉しい。勿論、我らが櫻子さんはそんなものに興味はない。彼女が興味をもつのは骨だけだ。主人公の希望で鍾乳洞に行ったため、次は彼女の希望で遊歩道を歩き(まるでデートだ)、そして獣道を分け入って骨を探す(もう全くデートっぽくない)。

 小動物の死体を見つけてホクホクの櫻子さんだが、そこにカップルが青い顔をしてやってくる。白骨死体を発見してしまった、というのだ。それにしても、彼らはこんな遊歩道から外れたコースでナニをしていたのでしょうね?ええと、自然観察かな?閑話休題、喜び勇んで現場に向かう櫻子さん。彼女の導き出した結論は?骨に関する雑学を増やしたい人、白骨死体を見た時に見るべきポイントを学ぶには調度良い感じです。普通の人は一生役に立たないだろうけどね。

 主人公が朝の4時に迷子を見つけてしまう『あなたのおうちはどこですか』。パジャマで靴も履かずに歩きまわる幼児の足の裏には、血が付いていた。この子はどこから来たのだろう?事件に巻き込まれたのだろうか?交番に助けを求めるけどイマイチ役に立たないので櫻子さんに頼るというのは、頼る相手を間違えているかもと思わなくもないけど、後を考えると最善手なのでありました。

 最後の話は、どこからどうみても立派なクソジジイが死ぬ話。これが90にもなって未だ意気軒昂、色々な女に産ませた子供の総数は20人を超え、しかも今でも若い子と寝まくっているという恐ろしい人物。そりゃあ、家族からしたら邪魔だろうなあ。年かさの子供にとっては、自身の孫がいても不思議はない時に弟やら妹ができるわけで、ありがたくない。

 彼のためのパーティーも、あの爺もさっさとくたばれば良いのにと本人の居ないところでささやかれる始末。うーむ、ある意味で、男子として生まれたからの本懐を遂げているのかもしれないが、そんな殺伐とした家にで暮らすだけの精神的な毅さは無いなあ。兎も角、ヒッチコックの喜劇、『ハリーの災難』を思わせる展開が続くわけだが、果たして彼の死に責任を負うべき人間は誰だろう?

 と、色々なシーンの事件を用意しているので飽きないところが素晴らしい。各話の雰囲気もだいぶ違う。それなのに、登場人物のキャラがしっかり立っていることと、合間に挟まれる美味しそうな食べ物の描写が統一感を醸し出している。続きが楽しみだ。


関連書籍:
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)
(2013/02/23)
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推理小説 | 2014/10/04(土) 17:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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