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1541冊目 いつまでもショパン
いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
(2014/01/09)
中山 七里

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評価:☆☆☆☆


 『さよならドビュッシー』、『おやすみラフマニノフ』に続く、岬洋介を探偵役に据えたシリーズ第三弾。

 ロシアを訪問したポーランド大統領の搭乗機が帰国途中に爆弾テロの標的となり、大統領夫妻を含む96名が死亡する痛ましい事故が発生した。ポーランドはイラクへ派兵しているため、アルカイダグループによるテロの標的となったのである。そして、この事故を皮切りにポーランドは爆弾テロに見舞われることとなった。

 騒然とする中、5年に1度の音楽の祭典、ショパン・コンクールは幕を開ける。

 岬洋介シリーズにおけるいつものあり方で、今回もまた探偵役ではない人物が物語の中心に据えられる。今作においては、ヤン・ステファンスという、4代に渡って著名なピアニストを輩出してきた家の若き希望の星がそう。彼は、父が果たせなかったコンクール制覇だけを目標に育てられてきたと言っても過言はない。自分の野望を息子に叶えさせるべく威圧的に振る舞う父、存在するかどうかも分からない母。彼の境遇は、金銭的にはともかく精神的には恵まれていなかったことが感じられる。

 ヤン・ステファンスが出会うのが、岬洋介。彼は突発性難聴という難病を押して、ショパン・コンクールに参加していたのである。と、ここでシリーズのファンは驚くことになる。岬は持病もあって、こうしたコンクールには出られないものかと思われていたから。

 だが、事件は思わぬところで起こる。コンクールの会場で、10本の指全てが失われた異様な死体が見つかったのだ。しかも、それは爆弾テロ事件を追う刑事だった。第一発見者が盲目の日本人ピアニストで、岬よりもポーランド語がたどたどしいことから、岬は捜査に協力することを申し出る。

 テロは、ある目的を達成するために使われる暴力である。では、このテロの究極的な目的は何なのだろう?犯人は誰なのだろう?

 といったミステリ要素に、いつも通り、ピアノ作品のどこが難しいのかが微に入り細を穿つように描かれる。そして、ショパンがポーランドの誇りであるということも。ポーランド的なショパン解釈しか受け入れられないだろうという大方の予想、そしてヤン・ステファンスの思いが、日本人ピアニスト2人を含む外国人の解釈で大きく揺らぐところが面白い。

 ピアノの音よりも弦楽器が好きなのではあるが、いつしかピアノの曲を聞きたくなってしまう。丁寧な描写が心地よい。続きが楽しみだ。

 犯人は分かったけど、動機についてのヒントがもうちょっと欲しかったかな。

関連書籍:
さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)
(2011/01/12)
中山 七里

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おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
(2011/09/06)
中山 七里

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推理小説 | 2014/10/01(水) 19:18 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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