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1523冊目 デボン紀の生物
デボン紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))デボン紀の生物 (生物ミステリー (生物ミステリープロ))
(2014/07/19)
土屋 健

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評価:☆☆☆☆☆


 デボン紀!それは、魚の時代!そして、脊椎動物が上陸を果たした時代である!!

 それを知った上で表紙の写真を眺めてみよう。いかにもゴツイ鎧のような外殻に、鋭い牙を備えた口。目は前方を向いており、獲物との距離を的確に測っていたであろうことが伺われる。こいつの正体こそ、デボン紀の海を支配した板皮類、ダンクレオステウスである。その噛む力は海棲生物として史上最高であったと計算されている。この横顔、他人の空似というには無理があるほど見覚えがあるぞと思っていたら、国立科学博物館のものとのこと。道理で(笑)

 さて、本書は上記の二大イベントが揃い踏みしているため、従来と違って1冊で1時代である(1巻はエディアカラ紀とカンブリア紀、2巻はオルドビス紀とシルル紀、おまけに4巻は石炭紀とペルム紀)。それだけに、深堀りされているところが素晴らしい!

 植物がほそぼそと地上に上陸したのもこの頃。彼らは維管束を発達させ、次の石炭紀で地表を覆い尽くすことになる。その頃、海の中では棘魚類やら板皮類やらといった、名前だけ聞いてもさっぱり想像も付かない魚が急激に発達していった。従来の海が節足動物の天下であったことを考えると、この頃の海は今の海とさほど大きく変わらないのかもしれない。

 もっとも、三葉虫が奇妙に姿を多様化させたように、今では見られない生物も勿論いる。もう一つ、アンモナイトも忘れてはいけない。背中に角が生えていたり複眼がタワーのようになった三葉虫の化石のカラー写真がこれでもかと並ぶのは壮観で見ていてとても楽しい。想像をたくましくすれば、魚類が顎を持ち(従来はヤツメウナギのように魚類には顎がなかった)巨大化したことで、その捕食圧から生き残るために防衛戦略を発達させたためだと思いたくなる。いや、確かにカンブリア紀最大の捕食者アノマロカリスに噛まれたと見られる三葉虫の化石があることは分かっているのだけど。

 サメのように強力な捕食者に興味がある方には、上述のダンクレオステウスについて詳述されているのも嬉しいところ。

  本書後半戦の主役は上陸を始めた生物であろう。魚類と両生類を結ぶ、初期の生物として出てくるのがアカントステガにイクチオステガ。1メートル級という、なかなかにデカイ生き物だ。腕の関節から先の骨の付き方は、この頃から現生の哺乳類へのルートが決まったというのも面白い。ついでに言うと、歯の構造は両生類から以降は同一だが、魚類は違うというところに、遥か先祖から連綿と続く生命の連鎖が感じられる。

 オルドビス紀の魅力を余すところ無く伝えてくれる素晴らしい書である。

関連書籍:
移行化石の発見移行化石の発見
(2011/04)
ブライアン スウィーテク

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地球史・古生物・恐竜 | 2014/09/07(日) 19:30 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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