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1516冊目 居場所としての住まい: ナワバリ学が解き明かす家族と住まいの深層
居場所としての住まい: ナワバリ学が解き明かす家族と住まいの深層居場所としての住まい: ナワバリ学が解き明かす家族と住まいの深層
(2013/07/31)
小林 秀樹

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評価:☆☆☆


 サブタイトルにある、"ナワバリ学"というのが興味をそそる。ナワバリを作り、維持するとなると、まるで犬のようではないか。読み始めると、"個室がない昔の住居は「順位制」、現代の個室がある住居は「ナワバリ制」に対応している"(P.4)という記述に目が止まった。なるほど、サル型(順位制)と犬型(ナワバリ制)の暮らしがあるのね!

 家族であろうと他人であろうと、複数の人間が一つ屋根の下で暮らす場合には、何をどうしても互いの間に緊張が生じる。一々衝突していては身が持たないから、争いを未然に防止して平穏な暮らしをできるようにするための知恵が集団生活のルールとして結実しているわけだが、そのあり方は個室の存在を前に大きく変わったというのは面白い視点だ。

 読み進めると、単純にナワバリについて書かれている本ではないことがすぐに分かる。その扱う範囲は読み始める前に思ったより遥かに広い。例えば、アメリカでは幼児期から個室が与えられるが、日本では概ね小学校高学年か中学生くらいからである。その背景に、靴を脱いで室内に入る床上文化がある、というのはどうだろう。いきなりそう言われると面食らうが、床上文化であるがゆえに添い寝ができることが幼児期の個室を不要としていると説かれると納得だ。

 このように、意外な視点から日本の住宅事情はどのような背景から成立し、どのような性格を持つかを丁寧に追いかけている。ホームドラマに典型的な嫁姑問題にしても、このナワバリ制あるいは順位制に緊張が生じたことから生まれてくるというのは興味深い指摘だ。二世代あるいは三世代の同居は今も昔も難しいものなのだろう。

 家族のあり方も、温情主義から友愛主義に変わりつつあるといった指摘も重い。それに関して、こんな指摘が有った。

 “親を呼び捨てにすることは、仲の良い友達家族のあかしではなく、順位行動を身につけることに失敗したことのあかしなのである”というのは同感。子供には、家を安心できる場所に、家族は油断できる存在にしてやりたいけど、それと集団のルールを蔑ろにして良いと思い上らせるのは違うことだし、子供の将来にも良くないと思う。

 友達なんて自分の才覚次第でいくらでも作れるのだから、親子関係を友人関係にする必要はない。と、友達の少ない人が言っても説得力無いな(笑)

 兎も角、色々と刺激を受けることができたのが嬉しかった。近い将来、子供に部屋を明け渡す時など大いに参考になりそうだ。
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未分類 | 2014/08/27(水) 23:33 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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