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1511冊目 櫻子さんの足下には死体が埋まっている
櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)
(2013/02/23)
太田 紫織

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評価:☆☆☆☆


 名探偵は大変だ。例えば版権の都合で爺ちゃんの名前を呼べない金田一少年はどこに行っても完全犯罪を狙った連続殺人事件に巻き込まれる。あるいは、体は子供、頭脳は高校生というコナン君は、サー・アーサー・コナン・ドイルから名前を取ったとはとても思えないほど合理的な推理をする(ドイルは笑っちゃうくらい簡単にオカルトに騙されている)のだが、なんと平均すると作中の1日あたり1件以上の殺人に遭遇する始末(70巻までに429人死んでいるとの由)。おいおい、日本の殺人の何割に遭遇してるんだよ(笑)。因みに、2012年の殺人認知件数は、犯罪白書によれば1,030件である。つまり、コナン君は4割以上の殺人のすぐそばにいることになる。映画とアニメを併せると、日本の年間殺人件数を越えるそうだ。

 彼らは、まず間違いなく犯人を使嗾して犯罪を行わせている(数だけ見ればそうとしか考えられない)のだろうが、本書のヒロイン、九条櫻子さんはちょっと違う。彼女の行く先で事件が起こるのではなくて、起こった後に出くわす、のだ。更に違うのは、金田一やコナンが望んで居合わせているわけではないのに、彼女は死体を見ると喜んでしまうところである。いや、正確に言うと、骨を見ると、だ。

 そう。彼女は骨が大好き。趣味は動物の骨格を組み立てること。死体を煮て、あるいはカツオブシムシに食わせて(この場合には腱が残る)骨を取り出し、再現する。趣味が昂じてわざわざ動物の死体を求めて旅行に行ってしまうくらい。

 櫻子さんは、北海道の旭川在住のお嬢様。そして、主人公である高校生の青年は、美人な彼女が奢ってくれるご馳走についつい騙されて腐敗臭漂う現場に駆り出され、ついでに事件にも遭遇してしまうのであった。

 最初の事件は、主人公の母親が経営しているアパートの住人と連絡が取れないと家族が連絡してきた事案。中で何かがあったときに備えて、というか、櫻子さんはむしろ何かあって欲しいと期待たっぷりに訪れた部屋は、内側からチェーンが掛かった密室で、室内は荒らされ、ベッドに女性の死体が残されていた。喜ぶ櫻子さん。ヒロイン的にそのキャラ造形はどうなんですかと言いたくなるけど、昨今の流行りかも知れぬ。スレイヤーズのドラまたリナをパクった田中芳樹の薬師寺涼子あたりからちらほら見るなあ。いや、もっと前からなのかもしれないけど、詳しくないので分かりません。

 次は、海に骨を漁りに言って下顎骨を見つけてしまうもの。骨から殺人の模様を推理するあたり、BONES等の洋ドラを彷彿させてなかなか良い。それを何とかもって帰ろうとする櫻子さんを必死に諫める主人公が哀れだ。なんとか通報したところ、急行してきた警察官がなんとか骨に触らないようにしているあたり、警察も大変だ(笑)。さて、その警官によれば、近くで男女の心中遺体が発見されたとのことで、こちらでも何かと思って駆けつけたそうである。またまた喜ぶ櫻子さん。ダメだ、この人。

 最後は、櫻子さんがお世話になっている人のところを訪れたら、そこで降霊会をやるという。おお!ドイルがコロリと騙された、歴史あるインチキ術ではないか!櫻子さんは散々に腐すのであるが、その合理主義敵精神に惚れた!☆1つ追加!閑話休題、霊はある殺人を告発し始める。勿論、「○○を殺した犯人は、この中にいる!」というやつだ。事故死と思われていたのは、実は殺人だったと霊は言う。霊のお告げは正しいか!?

 と、人間的にだいぶアレなヒロインではあるが、オカルトをこき下ろしてくれるところが素晴らしい。そして、作中に美味しそうなご飯の話が沢山出てくるのも読んでいて楽しい。北海道の豊かな魚介類を臨場感たっぷりに表現してくれるので、お腹が鳴るかと思った。こちらまで魚介を楽しみたくなるが、本書を読みながら食べるのはオススメできなそうだ。
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推理小説 | 2014/08/17(日) 21:37 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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