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1503冊目 宝くじ戦争―戦後の日本を救ったのは宝くじだった
宝くじ戦争―戦後の日本を救ったのは宝くじだった (新書y)宝くじ戦争―戦後の日本を救ったのは宝くじだった (新書y)
(2005/03)
大山 真人

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評価:☆☆☆


"宝くじに隠された戦後日本の真実とはいったい何か?
宝くじは国民の射幸心を煽り、不浄な金であるという宿命を持つと為政者から言われ続けた。その実「勝札」として聖戦遂行の貴重な財源とされ、戦後は一転して、日本経済の救世主の役割を担わされた"


 へえ、面白そうなタイトルだなぁと思って手に取ったところ、目に飛び込んできたカバー裏の文章が上に引用したもの。これは益々面白そうだ。

 日本の宝くじには1人の仕掛け人が居たということを知った。その名を、片岡一久、という。彼なくして宝くじの発展は無かったと言って過言はあるまい。実際、本書は宝くじの歴史を追いかけているのか、はたまた片岡の人生を俯瞰しているのか分からない程である。

 戦時下の都市部では、金を仮に持っていたとしても使う先はなく、それが夢を買う宝くじに流れた、という説明はなんともわかりやすい。明日どうなるかも分からない中で夢を買うのはせめてもの喜びになりそうだ。その最初の宝くじ"勝札"は、膨れ上がる軍事費を賄うために編み出されたものだという。皮肉なのは、その売り出し最終日が1945年8月15日であるというところだろうか。

 戦後はインフレ抑制として町に溢れた金を回収する手段としても宝くじが役立った、などという視点は思いもよらぬもので驚きであった。激しいインフレのため、宝くじの景品が賞金の他にタバコだったり日用品だったりするところは今と隔世の感がある。しかし、物資が足りない時代であれば十分に購買の動機になったことであろう。

 スピードくじやら有楽町の宝くじ売り場も、片岡のアイディアで生まれたそうである。ということは、今の我々が知る宝くじの姿は、彼なくしてはあり得なかったのかもしれない。加えて、片岡がどうやって宝くじを売るかに腐心した挙句に取った宣伝戦略も、今の宣伝と似通ったところがあるところもそう。

 なんとも意外なところに傑物が居たという感じだ。

 これまで、"宝くじは、数学ができない人が払う罰金である"といったような諧謔が気に入っていたし、実際、宝くじを買ってこなかったのだが、本書を読んで、被災地の復興くじみたいなものはもっとやっても良いかな、と思うようになった。勿論、宝くじではなく、直接寄付するのが良いに決まっている。しかし、宝くじ形式にすれば"復興に寄付する気はないけれども宝くじは買いたい"という層にも訴求できる。しかも、何の後ろめたさを感じることなしに。

 そんなわけで、復興のくじがあったら、試しに買ってみようかな。飲み会代くらい当たれラッキー、くらいの積りで。
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ノンフィクション | 2014/08/03(日) 19:09 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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