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1497冊目 完全なる首長竜の日
【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)【映画化】完全なる首長竜の日 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
(2012/01/13)
乾 緑郎

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評価:☆☆

 戦国時代、宋の思想家荘周(荘子)は、夢の中で蝶となって遊んだ。起きた後に、"不知、周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与"(荘周が蝶の夢を見たのか、それとも蝶が荘周の夢を見ているのか、知ることは出来ない)と言ったことが胡蝶の夢の故事である。

 我々が生きているこの世界は、客観的に存在するのだろうか?誰かの夢にすぎない、あるいはコンピューターシミュレーションに過ぎないのではないか?こうしたテーマは胡蝶の夢以外にも実に多く語られてきた。本書もその1つに当たる。

 意識障害となった人と、コンピューターを介して交流することができるようになった世界。漫画家の和淳美は、自殺未遂後意識不明の状態が続く弟と対話を続ける。何故彼は自殺しようとしたのか?問いかけても彼は答えない。代わりに、淳美の前で自殺することで凄惨なイメージだけを彼女に与える。

 そんな淳美が弟について持つ一番の記憶は、子供の頃に海で溺れたもの。深みに嵌った弟を助けようとした淳美は共に波にさらわれ、そして彼女は母親に助けだされる。その時に握っていた手の記憶が強く記憶に残る。

 ある時、やはり自殺した彼女の元ファンの母親を名乗る人物から電話を受けてから、世界が歪む。意識不明のはずの弟が現実世界に出てきたような強い錯覚。だが、それはいつものコンピューターを介しての接触であった。

 敢えて通常の世界と仮想世界での交流を明示しないで書くことで、主人公が味わう現実感の喪失を再現しようとしているのは上手い。眠り続ける弟にとって、世界はコンピューターが作り上げたものでしか無い。姉という、客観世界とつながる窓口があるとしても。

 世界とはなんであるのか?我々が見ているものは本当に目に映るがままの世界なのか?それを考えさせる。

 のではあるが、これって誰もが考えることだろう。私なりの結論は、自分の意識が実はコンピューターシミュレーション上の仮想の存在であったとしても、その実態を知ることは不可能であり、であるからにはこの世界が現実のものとして受け入れる以外のことはナンセンスであるということ。だから、どうにも本書の問いかけ自体がうだうだしているだけに見えるんだよなあ。

 弟がどうして現実世界にまで浸透してきたか、その謎が回収できただけでよしとするか。このミスで大賞を取ったというので読んでは見たが、それほど面白い本ではなかった。


 それにしても、"まぎゃく"とかいうおぞましい言葉が使われていてげんなり。勿論、日本語には真逆という言葉はある。それは"まさか"の当て字であるというのが私の住む宇宙に於ける言語である。市井の一般人が使うなら、いやーな気分を押し殺して我慢もするが、なんでそんなレベルの輩が本を書いているのか。

 それから、何度も言うけど首長竜は恐竜じゃないぞ。恐竜の定義は直立歩行する爬虫類だ。海生爬虫類が直立歩行するわけがない。従って、彼らは恐竜と同時代に生きていたが、恐竜ではない。以後、勉強するように。
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推理小説 | 2014/07/25(金) 19:03 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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