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1495冊目 吾輩はシャーロック・ホームズである
吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)吾輩はシャーロック・ホームズである (角川文庫)
(2009/09/25)
柳 広司

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評価:☆☆☆☆


 "吾輩はシャーロック・ホームズである。名前はまだ、ない。"に始まり、ホームズが酔っ払って瓶に落ちて溺死するまでの名推理を追いかけている訳ではないミステリ。

 ご存じの通り、夏目漱石はロンドンに留学してすっかり気鬱を病んでしまうわけであるが、本書はそこからちょっとアレンジして、僧籍はおかしくなった挙句に自分をホームズだと思い込む始末。時期はホームズがライヘンバッハの滝から転落死したと見せかけて表舞台から姿を消し、空き家の冒険で復活したちょっと後。

 肝心のホームズは所要があって別の場所に行っているお陰で、自分をホームズだと信じ込んでいる漱石(作中ではナツメ)がベーカー街に転がり込んでくる。この設定だけでも十分に面白い。物語を盛り上げるアイテムとして、『坊っちゃん』ネタが出てきたり、漱石のロンドン日記が出てきたりするところは漱石ファンにも楽しめる。

 さて、ホームズが出てくるからには事件が起こらなければならない。勿論、事件は起こる。しかも、因縁の人物の名前が出てくるのがファンには嬉しい。その名も、アイリーン・アドラー。女嫌いのホームズが畏敬の念を込めて"あの女"と呼ぶ人物である。その妹に、どうやらナツメは惚れてしまったらしい。彼女が出席する降霊会で、事件は起こる。霊媒師が殺害されるのだ。

 オカルトに興味がある方はご存知だろうが、この時代は降霊会が物凄く流行った時期。コナン・ドイルもころりとやられているのだが、勿論、これらは全てインチキ。本作でも、霊媒師は実は詐欺師にすぎない事が明かされる。

 我らがナツメ・ホームズ氏はなんとか事件を解決しようと推理を繰り広げるが、どうにも珍妙な推理ばかりで正解にたどり着きそうもない。それなのに、暴漢に襲われかけるところがおかしい。で、そのおかしなところもきっちり回収しているところが読んでいて楽しいところ。

 色々な視点でみてもきっちり楽しめる物語になっている。ドタバタだけどミステリ。そしてホームズのパスティーシュ。おまけに探偵が漱石で、ボーア戦争ネタが散りばめられているため歴史ファンまで楽しめる。最後に本物のホームズが登場して謎を回収してくれるところも素晴らしい。なんとも贅沢な作品であった。
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推理小説 | 2014/07/23(水) 19:31 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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