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1487冊目 街角の科学誌
街角の科学誌 (中公新書ラクレ)街角の科学誌 (中公新書ラクレ)
(2007/08)
金子 務

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評価:☆☆☆


 科学史家である著者が、世界各地を訪ねてはそこで活躍した科学者に思いを馳せる、科学をネタにしたエッセイ集。

 ギリシアでは古代の思想家たちを偲び、昔の中国の驚くべき文明度の高さに思いを馳せ、近代ヨーロッパの生んだ様々な発明や発見に感嘆し、日本の科学者技術者の系譜を辿る。この話題の広さが本書の魅力の1つ。

 まず、ギリシアの賢人たちは近代科学の直系の先祖であることが分かる。とはいっても、実験を行うための道具を持たなかった彼らのこと、その思考の深まりは思索を通じてのみ得られたものであり、それなりの限界がある。しかし、それでも世界は何で出来ているのかとして火や水を考えていったことは後の原子論へと繋がっていく。

 中国は、何と言っても兵馬俑。そこに収められた銅車馬は、精巧な作りであったことが知られる。が、著者が注目するのはその車輪。この頃には既に円盤形ではなく、スポークで中抜して軽量化されたものが使われていたことが分かる。この頃の馬車の作りはユーラシア大陸全体でほぼ同一だったらしいので、文明間の交流は想像以上に行われていたのだろう。

 他にも龍の仔についての物語、編鐘と呼ばれる楽器、黄河や銭塘江の雄大な光景と、著者の好奇心が赴くままに様々なトピックが語られる。

 日本人の活躍としては、高峰譲吉博士のタカジアスターゼ(漱石も飲んでおり、『吾輩は猫である』にも苦沙弥先生が服用するシーンが有る)、西洋の麻酔よりも先に手術に麻酔術を用いた華岡青洲、惜しくもノーベル賞を逃した寺田寅彦さんの話題が興味深い。まあ、麻酔については三国時代に麻彿散と呼ばれたものが使われていたので、西洋に先駆けたと言っても世界一にはなれないのではあるが……。

 このように、多くの事柄に関心をもつ人のエッセイなので、話題の選び方や話の広がり方が面白い。科学ネタが好きな方は楽しめると思う。
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その他科学 | 2014/07/14(月) 19:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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