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1481冊目 「本当のこと」を伝えない日本の新聞
「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)
(2012/07/04)
マーティン・ファクラー

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評価:☆☆☆☆

 著者はニューヨーク・タイムスの東京支局長ということで、日本を悪くいうことについては定評のある新聞社の人が何を言うのだろうかと、半ば怖いもの見たさの気持ちもありながら読み始めたのだが、どうして中々、骨太なジャーナリズム批判の書であった。

 "はじめに"において、まず東日本大震災とそれに続く震災についての報道が「3・11前と変わらず、当局の記者発表やプレスリリースを横流しする報道に終始した」(P.3)と厳しく断罪する。しかも、恐ろしいことにこの姿勢はあらゆるメディアがそうだった。何故か?その原因は、本書で繰り返し批判される通り記者クラブ制度にあるだろう。

 元々は公官庁からの情報を得る際に、各社がそれぞれ取材を行っては時間が掛かり過ぎるために、まとめて取材する場を作ることにあったのだろうが、それは今や単なる公官庁のメディアコントロールの場になっている。それだけではない。記者クラブは基本的に日本のメディアの、そのまた一部だけの集合体で、そこに部外者が入り込むのは不可能である。これを決めたのが記者クラブ、つまりはメディア側というところがおぞましい。

 結局、記者クラブは、彼らだけが情報にアクセスできるようにするというメディア側の都合を優先し、公官庁からのリークがなければ何も報じられないような情けない三流ジャーナリストを量産する役割を果たすようになった。そこでの馴れ合いは外部から見れば異様そのもので、こんなにも情報ソースを権力に依存しているマスメディアが権力を批判などできるわけがないという指摘が実に重たくのしかかる。

 例えば、彼らが特ダネだ何だと騒ぐのは、公官庁のリリースを一日早く報じたかどうかというつまらないレベルであることが多い。おまけに、ソースは匿名が多くて信頼すべきかどうかもわからない。

 経済誌の日本経済新聞も手厳しく批判されている。こちらは公官庁ではなく企業とべったりだ。恐らくはそのせいで、オリンパスの背任事件を巡っては外国メディアが的確な批判をしていたのに日本経済新聞は経営陣の――犯罪を隠蔽しようとした人々だ――の言い分を伝えることに終始した。それがジャーナリズムだって?片腹痛い。

 記者クラブ制についてはかなり前から批判がある。私がこの問題に興味をもったのは20年近く前のことに成るが、それから全く変わっていないのにはウンザリさせられる。だから新聞は読まれなくなるし、マスコミをマスゴミと蔑視する層を増やしてしまうのだ。自浄能力を失った官僚的な組織に未来は無い。どこかで変わっていかなければならないだろう。企業との付き合いも同じ。与えてもらった情報を紙面に起こすだけなんて、どんな莫迦にでもできる。こんな程度のレベルから脱却し、日本のジャーナリズムが世界からも一目置かれるようになって欲しいものだ。
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ノンフィクション | 2014/07/05(土) 23:17 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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