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1480冊目 歪曲報道
歪曲(わいきょく)報道歪曲(わいきょく)報道
(2006/10/06)
高山 正之

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評価:☆☆☆


 マスコミは営利企業である。したがって、彼らは自身の利益を最大化しようとする。株式会社で企業活動を行うということは、彼らが伝えるのは必ずしも事実ではないということだ。読者あるいはスポンサーのゴキゲンを損ねるようなことは絶対に書けない。その基本を知っていれば、そもそもマスコミ情報を鵜呑みにするのは愚かなことであると分かる。

 そんな中でも、目に余る歪曲報道がある。酷い歪曲に目を剥いて怒っているのが、元産経新聞記者であった著者。まえがきで、著者がロサンゼルスに特派員として赴いた時の話が載っていて、これが面白い。米国人スタッフに、日本はアジアで酷いことをしたと言われた著者は、直ちに反論する。

 日本が韓国のインフラを整備したのは紛れもない事実だ。学校を建て、読み書き算盤を教えた。その証拠に、インドネシア進駐軍の司令官、今村均大将は寛大な統治方針で臨んだが、軍中央から「寛大にやり過ぎると朝鮮のように独立心ばかり旺盛になるから厳しくやれ」と命じられている。武力を背景に強引に合併に持ち込んだのは確かだし、それを面白く無いと思うのもまあ妥当なところだろう。が、事実を枉げてはならぬ。

 むしろ酷いのはアメリカによるフィリピン支配だ。独立を約束してスペインと戦わせながら、いざスペインが敗退すると即座に約束を破り、植民地支配に乗り出す。反対する者は殺された。しかも、彼らはインフラになど興味を持たなかった。インドネシアを支配したオランダも同じ。日本軍がインドネシアで捕虜になったオランダ軍兵士を「オランダ人がインドネシア人を捕らえるように作った」建物に収容したら人権無視だと激怒したという。おいおい、お前らこそなにやっとんじゃ!

 自らのことは棚に上げる傲慢な人の鼻をへし折ってやる姿は溜飲が下がる。困ったことに、この先制パンチに多くの日本人記者は仰るとおりと黙ってしまうそうである。勉強不足も甚だしい。

 これに始まり、中国や韓国に阿っているとしか思えない歪曲報道を舌鋒鋭く切って捨てる。

 というのなら格好良いのだけど、どうにも、こう、俺は正しくて他は間違っているんだ、という雰囲気が鼻につく。また、呆れるような話を紹介した後、「日本人ならそんなことはしない」と言うのだが、それって単なる全体主義でしょう?日本人にも高潔な人はいるし、ゲス野郎も居る。どこかの泣きながら記者会見した県議なんかはクズの中のクズだ。出張費に名を借りて公費を横領していたのだから。

 また、NHKを偏向していると批判する中で、荒川静香さんが金メダルをとった後、ウイニングランで日の丸を纏った姿を報道しなかったと鼻息荒く非難するが、政治アナリストの花岡信昭の記事これでいいのか? ブログ世界の理不尽な未成熟さによれば、下記のようだ。

 トリノ五輪ではTOBOという国際組織が共通映像を制作し、これを各国の放送局が受け、それぞれのアナウンサーや解説者の音声を乗せて放送している。日本の場合は、NHKと民放各社がJC(ジャパン・コンソーシアム)という統一組織を編成、女子フィギュアはNHKが中継を受け持っていた。

 NHKの担当者が「日の丸が映る。まずいから切り替えろ」とやったのではないというのである。


 確かに女性国際戦犯法廷を巡るゴタゴタで、NHKもどうにも弁護のしようのない姿を晒している。が、それはそれ、これはこれ。間違いは間違いだ。

 ともあれ、面白いところもあるけれども間違いもまた含まれていて、全体としてみたら余りレベルの高い本ではないと思われる。それでも、某新聞社(サンゴ礁を傷つけて日本人の精神の劣化を嘆いた「あの」新聞社ね)をこてんぱんにやっつけているところは面白かったので、そこだけでも興味がある人は読んでみたら良いかもしれない。

 そういえば、ジャーナリストの日垣隆さんがその新聞社に請われて定期的に良し悪しをチェックし、文章を載せようとしたら「何を書いてくれても良い」と言っていたのにアレは駄目だコレは駄目だ批判してくれるなと、実にお見事な姿を晒してくれたらしい。官僚化しすぎで困ったものだ。
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ノンフィクション | 2014/07/04(金) 19:50 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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