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1474冊目 ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい
ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたいぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい
(2014/01/30)
クリスティン・バーネット

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評価:☆☆☆☆☆


 障碍を持った子供と関わりのある全ての方に、是非ともおすすめしたい本。

 これもまた、ブクレコで存在を知った本。Konishi Isaoさんのレビューを拝見して読み始めたら、圧倒されて一気に読んでしまった。

 本書は、著者クリスティン・バーネットさんの半生を追いかけたもの。都会派アーミッシュの家族に生まれた彼女は、マイケルという男性と出会い、すぐに意気投合して結ばれる。24歳で生まれた初めての息子ジェイコブくんは、重度の自閉症アスペルガー症候群を患っていた。2歳の時に親に告げられたのは、ジェイクはどれほど大きくなっても自分で靴紐を結んだり、字を読んだりすることはできないという見解だった。

 だが、9歳になった時、彼は大学に入学する。書き間違いではない。9歳で大学に、だ。それも、理論物理学を学ぶ若き天才として。入学後は相対性理論と取り組み、教授をして「ジェイクについて行けているのか、自信がないぐらいですよ!」と言わしめるほどの才能を見せる。

 もちろん、それまでの道のりは平坦ではない。なにせ、彼は字を読むことなどできないと判定された過去を持つ。おまけに、心の理論を欠くアスペルガー症候群では、日常生活に大変な苦労があった。

 困難を乗り越えることができたのは、間違いなく著者とマイケルという素晴らしい夫婦の力だろう。特に著者は、ジェイクを専門家の決め付けから取り戻すと固く決意する。それは、導き手の居ない旅。賭けているのは、自分たちそのもの。それでも果断に運命に立ち向かい、家族が互いに支えあうという当たり前であり同時に尊くもあるところに辿り着く。

 特に、著者がジェイクのためにも自宅を知的障害者向けの託児所にしたところは感動なしに読めない。できないことをできるようにするという、従来の教育方法では少しも改善が見えなかった子供たちが、得意なことを伸ばすという姿勢に触れ、驚異的な進歩をみせるところは背中に鳥肌が立つほどだ。

 こうした取り組みを、しかも著者は無償で行っていた。それなのに、運命は過酷だ。多くが1歳までに死ぬといわれる難病を抱えて生まれ、リーマンショックではマイケルは失業、著者の務める保育園も半ば閉園状態となる。これでもかとばかりに著者は脳卒中を病んでしまう。

 捨てる神あれば拾う神ありとはこのことで、そうした時には意外な形で救世主がでてくる。神は自ら助くるものを助くというべきか。彼女の信仰もまた、大きな力になっているようだ。信仰は心の強さに結びつく。それを他人に押し付けることに向ける人もいるが、著者は飽くまでも自分の為すべき教育事業に向けるところが心を暖かくさせてくれる。

 いつの間にか著者にどっぷり感情移入しながら、ジェイクくんの成長を見守るような気分になっていた。頭はあちらのほうがずっと良いのだけど(笑)

 とにかく、母である著者の献身的でひたむきな愛情と、子供たちの才能を伸ばしたいという熱意に胸を打たれる良書。こうした成功事例が、他の場所でも活かされることを願いたい。そのためにも本書を読む人が一人でも増えることを願ってやまない。

 文句なしの☆5つ!


関連書籍:
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ノンフィクション | 2014/06/23(月) 22:34 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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