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1453冊目 デブの帝国
デブの帝国―いかにしてアメリカは肥満大国となったのかデブの帝国―いかにしてアメリカは肥満大国となったのか
(2003/06/25)
グレッグ・クライツァー

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評価:☆☆☆☆

 それは、コーンシロップとパームオイルから始まった。アメリカを覆う恐怖の問題、肥満である。もちろん、肥満の問題は見た目にあるわけではない。脂肪の過多による健康被害である。4人に1人は問題のあるレベルで太っているというのだから、これはもう個人の問題に留まるレベルを遥かに超えている。

 本書はコーンシロップとパームオイルという高カロリーで肥満を生みやすい食材の流入と、ジャンクフードの蔓延およびボリュームアップ、肥満に寛容な社会という様々な要因を取り上げ、どうしてアメリカが"デブの帝国"になってしまったのかを追いかけている。

 中心にあるのは高カロリーの食事を、際限なく取ることであろう。本書でも大手ハンバーガーチェーンの営業成績面での成功の歴史と、それが生んだ健康被害という公衆衛生上の敗北の歴史がこれでもかと綴られる。

 だが、それだけでは済ませていないのも本書の魅力。即ち、なぜ我々はこのような病的に太りやすい食事を好んでしまうのか、その背景にまで切り込んでいるのである。それも、飢えに備えて肥満遺伝子を持っているからという通り一遍のものではなく、目の前にあるものは取り敢えず食べてしまいたくなるという悲しい事実によって。

 確かに、太りにくい体質だと思っていた私も東欧へ出張した際にはたった2ヵ月で7キロも太って、残しては行けないという日本式美徳に山盛りのフライドポテトが組み合わさった時の恐ろしさを思い知ったものだった。

 また、アメリカ社会の抱える問題もかいま見える。例えば、体育教育が蔑ろにされて体を動かす習慣が失われたり、医学会も肥満は問題ではないという誤った主張を行ったり(痩せが早死するように見えたのは喫煙リスクを補正していなかったというお粗末な話)、学校にもソフトドリンクとジャンクフードが溢れかえっていたり。

 肥満を生み出す構造は、若年層でかつて無いほど肥満によって生じる2型糖尿病(1型糖尿病はほぼ遺伝要因)の急増という形で現れている。

 日本は同じ轍を踏んではならない。体質的に日本人の方が太りにくいとは言われるが、問題の在処は同じで、対処も同じである。企業にも人々の健康を失わせるようなことはしないでもらいたいが、彼らは営利企業なので期待はできない。だから、自衛するしか無いだろう。即ち、高カロリー食を大量に摂取することは避け、きちんと体を動かすこと。結局、入ってくる量を減らして、出て行く量を増やすしか、高カロリー食に対向する手段は無いのだ。
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ノンフィクション | 2014/05/20(火) 19:30 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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