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1430冊目 三国志〈第4巻〉
三国志〈第4巻〉 (文春文庫)三国志〈第4巻〉 (文春文庫)
(2009/10/09)
宮城谷 昌光

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評価:☆☆☆☆


 剣に生きる者には戦場での不慮の死が付きものである。三国志前夜の動乱において一際強く輝いた人物が、あろうことか横死する。袁術に命じられて襄陽の劉表を攻撃に向かった孫堅が、劉表の部将・黄祖の手勢によって敢え無く討ち死にするのである。

 孫堅は常に陣頭に立ち続けた人物であった。それがために、敗戦の際に絶体絶命の危機を迎えたこともある。だが、この最期はあまりにも油断し過ぎと感じられてならない。単騎進む中を伏兵にあって射殺されてしまうのだ。

 ここで、なぜ袁術が孫堅に命じて劉表を攻撃したのか、もう一度振り返ってみよう。中央は董卓が抑え、地方は中央の統制が効かなくなった状況で、天下を分けようとしていたのは袁紹と袁術という異腹の兄弟だった。袁紹は曹操や劉表と結んで袁術を牽制し、袁術は公孫瓚と南北から袁紹に圧力を加えていたのである。袁紹の目が北方を向いている間に南方を抑えようという動きだったと考えれば分かりやすい。

 そして、この後で時代の動きは一気に加速する。

 中央では、王允が陰謀を進めていた。董卓を除く、という。その起死回生の手段が、董卓に侍る武勇の士、呂布を使うというのだから非凡なものだ。陰謀は成るが、その後も長安は混乱が続く。

 董卓は実にあっさりと殺されてしまうのだが、彼の経済政策の悲惨な失敗についてしっかり書かれていないのが困りモノだ。貨幣の改鋳を行って経済を混乱させたとは書くが、実際はそんなものではない。なんと、一説に物価が1000倍にもなったとされるハイパーインフレを引き起こしているのだ。跋扈将軍梁冀からすれば董卓は可愛いものだみたいなことを書いていたが、梁冀は宮廷内で猖獗を振るったものの民衆をそこまで苦しめはしなかったのではないか。

 閑話休題、やはり、この辺りから曹操が主役級の活躍をするようになる。父親の曹嵩が徐州刺史の陶謙の部下に殺されたために苛烈な復讐戦を行う。ところが、この戦いのせいで謀将の陳宮が、曹操が親友だと思って厚い信頼を寄せていた張邈と、都落ちした呂布を仲間に引き入れて背く。ようやく曹操の圧力が減じた徐州では陶謙が死に、劉備がその後釜に据えられる。

 曹操と劉備がこうやって大きく取り上げられるようになると面白くなってくる。

 この巻で重要なのは、曹操が青州兵と呼ばれる黄巾族を下して得た軍勢を得たこと、劉備が雌伏の時代を経てそれなりに基盤を得たこと(まあ、すぐに無くしてまた当分の間雌伏の時代を迎えるんですけどね)、そして、名ばかりの存在となったとはいえまだまだ利用価値を失っていない献帝が長安から逃げ出したところか。

 見どころとしては、知将・謀将の策の冴え渡りぶり。曹操を救ったのは程昱と荀彧の知恵だったし、長安の混乱を長引かせたのは必死に生き延びようとする賈詡の策だった。次巻、いよいよ曹操が献帝を擁する。そして、プレ三国時代の狂言回し、呂布との戦いが待っている。どう描かれるのか楽しみだ。
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その他小説 | 2014/04/28(月) 19:39 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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