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1427冊目 金曜のバカ
金曜のバカ (角川文庫)金曜のバカ (角川文庫)
(2012/11/22)
越谷 オサム

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評価:☆☆☆☆


 著者の本は『階段途中のビッグ・ノイズ』に続いて2冊目。10代のお莫迦な頃を書く人だと思っていたところ、本作に出てくる登場人物の一人が私を彷彿させるという証言を得て読んでみたところ、いやまあ、実に私っぽい。そこまで見ぬかれているのは喜ぶべきか恥じるべきか悩むところであります。

 さて、本書は5つの短編を集めたもの。

 引きこもりニートの青年がたまたま出かけた時にこれまたたまたま見てしまった女子高生のスカートの中に魅せられてすっかりストーカーになってしまったのが、どういう訳か武闘会になっちゃった表題作で幕を開ける。これはもう莫迦であるとしか言い様がないと感心。

 続いて、しし座流星群を見に行った男の子が女の子と出会う"星とミルクティー"。こういう自然科学ネタを持ってくると嬉しくなりますよね?ね?自分が見に行ったことなんかを思い出したりして、あの次々出現する流れ星を一緒に眺める楽しさって良いなぁと思う。そういえば、火球が出現したまさにその時、ワタクシメはおでんを温めようと奮闘していたのも思い出しました。悔しい!ああええと、小説の話ね。この女の子は、ちと正体わかりすぎなんじゃないかなぁ(雑)。

 "この町"は、坊っちゃんの舞台となった松山。あの、ボロクソに言われる松山です。それなのに坊っちゃん列車なんてのがあるらしくて、主人公はボヤきます。越谷オサム風の知識の出し方は嫌味じゃなくて良い。さて、主人公は恋人と東京へ行く約束をするが、夜行バスに乗るまでに色々な人と遭って東京や故郷について考える、という話。東京近郊で生まれ育った身には、東京への過剰な思い入れというのが分からないし、中途半端に大きなベッドタウンに居ると地方という感じも無い。東京の属領くらいの感覚で、それもあってイマイチ共感できなかったかな。

 "僕の愉しみ 彼女のたしなみ"。これは良いですよ。主人公は恐竜オタクの少年です。何故かは全く分からないが親近感が湧くなぁ。冒頭でいきなり”正確にいうと、プテラノドンは恐竜とはちがう種類の生き物なんだ。翼竜といって、空飛ぶ爬虫類の仲間なんだよ。小さい文字でもいいから、そんなふうに断りを入れればいいじゃないか”とあるのに全くもってその通りだと共感(笑)

 ついでに、恐竜の展示の横に如何にも仲間ですといった感じでディメトロドン(肉食)とかエダフォサウルス(草食)がいるのにツッコんでたり、竜脚類を首長竜と間違う他の客にイライラしたりしながら、デート相手にオタクであることがバレないよう必死で黙っているところはなんとも可愛い。あ、ちなみに、私はそういうのを隠してませんでした。そしてやっぱりモテませんでした。しくしく。

 君たちは仲良くやってくれ。ぷんすか(逆恨み)

 最後、"ゴンとナナ"は、いい雰囲気になったと思ったばかりの男の子を目の前で掻っ攫われるナナちゃんと、その愛犬のゴンの物語。部活だとか恋だとか、懐かしいよね。それぞれの視点から語られる世界はちょっと違っていて面白い。

 それぞれ、主人公に合わせて語り口が変わるところが良い。また、どこか抜けたところのある主人公が身の丈にあった奮闘をしているところも共感が持てて、読んでいて楽しくなる。若く、今よりももっとお莫迦だった時代を懐かしみながら読むべき本であろう。



関連書籍:
階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)階段途中のビッグ・ノイズ (幻冬舎文庫)
(2010/05)
越谷 オサム

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その他小説 | 2014/04/24(木) 19:44 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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