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1415冊目 ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて
ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)ルート66をゆく―アメリカの「保守」を訪ねて (新潮新書)
(2006/03)
松尾 理也

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評価:☆☆☆


 シカゴからサンタモニカを結ぶ、ルート66。南部の、内陸部を結ぶこの国道は8つの州をまたがっている。そこはまた、保守の色彩の強い地域だ。著者は、アメリカの保守とはどのようなものかを知るため、このルート66を辿る。

 アメリカの保守といえば、銃規制に断固反対して進化論を排斥してゴリゴリのキリスト教徒で共和党の支持者、というイメージしか無かった。マイケル・ムーアの『アホでマヌケなアメリカ白人』で描かれる感じの。

 本書を読んでいて、確かにそのイメージはある。学校教育は価値相対的でアメリカの独特さを教えないからとか、進化論を教えるからといった理由で学校へは通わせず、ホームスクールで済ませる人々を見ると薄気味悪い感じしか受けない。

 教会が強い力を持つというのも、アメリカの大統領選のたびに報じられるが、南部は特にその力が強いらしい。宗教は、それを信じる者の内側では団結力を生むので、地方の濃密な人間関係の中で過ごす社会にあっては欠くことのできないものかもしれない。

 しかし、一方でそれは自由のない社会でもある。本書でも"質素さや親密さといった光の部分は、刺激のなさや抑圧的な鬱陶しさといった影と表裏をなしている"と指摘されている通り、自分たちが異端と見なす存在は排除するという寛容性のない社会である。

 銃規制反対にしても同じ匂いがして、彼らとは異なる価値観を持つ身には困惑しか産まない。

 一方で、ブッシュは保守と思っていたが、本書に言わせれば彼はリベラルだ、というのは驚き。リバタリアンは何から何まで国の干渉があってはならないとして国民皆保険制度にまで反対するというのは、突き詰めてしまえばその通りなのかもしれないけれど、これまた共感はできない。しかも、そのくせ妊娠中絶には反対なのだ。それって、自分たちの望むことは国の力を使って他人に押し付けようとしているものではないのか?整合性が気になるところだ。

 狙い通りにアメリカの保守の姿をきちんと紹介してくれているので、彼の国の論理を知るには向いているように思う。もっとも、日本とはかなり異質な国であるという想いを強くするばかりであったのも事実だが……。それでも、知らなければ対処もできないだろうから、こうした本があるのは有難いことだ。大統領選なんかで見られる保守VSリベラルの争いの背景を知る一助になる本だろう。


関連書籍:
アホでマヌケなアメリカ白人アホでマヌケなアメリカ白人
(2002/10)
マイケル ムーア

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ノンフィクション | 2014/04/06(日) 19:53 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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