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1414冊目 ヒトは病気とともに進化した
ヒトは病気とともに進化した (シリーズ認知と文化)ヒトは病気とともに進化した (シリーズ認知と文化)
(2013/12/20)
太田 博樹、長谷川 眞理子 他

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評価:☆☆☆


 病気の中でも、感染症は実に分かり易い。病原体が体内に侵入してめちゃめちゃに増殖し、それを免疫系が抑えこむ。その戦いの過程で発熱や咳があり、勝てば治癒するし、負ければ、その時はもう罹患した人は病気のことなどどうでもよくなっている。

 ところが、病気はそれだけではなく、遺伝病というものがある。例えばフェニルケトン尿症だとか、発病すれば現在のところ治す術のないハンチントン病は、完全にメンデル型の遺伝に従う遺伝子疾患だ。

 進化論では、自然淘汰という概念を教える。それを素朴に信じるならば、こうした不利な遺伝子は淘汰にあって消えていくはずだ。ところが、そうはなっていない。何故だろう?その謎については『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』を読んで一気に興味を掻き立てられたものである。本書を手に取ったのも、その時の記憶と編者に長谷川眞理子さんの名前があったから。

 具体的な病気を取り上げて、その遺伝的な影響を語る『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』と異なり、本書はどうしてこのような遺伝病がヒトの中に残っているかという背景に切り込んでいる。

 そのために、我々は人類史を紐解かなければならない。アフリカを出たほんの一握りのグループが、アフリカ以外の全ての人類の祖先となったことから、自然淘汰というよりも少数の集団の中で働く遺伝的浮動の影響が強い。人間の遺伝子の変移幅はとても狭く、世界中の人類の多様性は、ランダムに交雑している遺伝集団のたった1万人分しかないらしい。これは驚くほど少ない数値だ。

 (略)この一塩基多型、またはそれと連鎖不平衡にある一塩基多型とBMIとの有意な関連が再現されており、FTO遺伝子多型とBMIとの関連は確立したといえる
(p.80-81)


 とあって、体脂肪を貯めこむかどうかが遺伝子でコントロールされていることが明らかなら、アメリカでデブはセルフコントロールができないからと出世できないのは差別なのじゃないかなぁと思ったり、終章付近で唐突に"古人骨から分かるヒトの病気の歴史"と法人類学が出てきて俄然興味を惹かれたり、『迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか』程ではないがなかなか楽しめた。

 一方で、文章で表現するのはどうやっても限界が有るため、数理学的なところは理解できなかった。特に、中立説は概念としては理解できてもなかなか難しい。もっとも、数式を書かれたら理解できるのかと言われたら困るのではるが。それが分かるようなら、きっともっと楽しめたことだろう。ちょっと残念。



関連書籍:
迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのか
(2007/08/25)
シャロン モアレム、ジョナサン プリンス 他

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生物・遺伝・病原体 | 2014/04/05(土) 19:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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