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1408冊目 奇跡を起こした村のはなし
奇跡を起こした村のはなし (ちくまプリマー新書)奇跡を起こした村のはなし (ちくまプリマー新書)
(2005/03)
吉岡 忍

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評価:☆☆☆☆


 地方の衰退が叫ばれて久しい。まあ、当然だろう。バブル時代に糞の役にも立たない下らない箱物に大量の資金を投入して、カネを無駄に使うだけ使った挙句に、都市にまたまたカネを無心するような、そんな乞食根性丸出しの地方は潰れていくしかない。ただでさえ日本が沈没寸前なのだ。というか、時間の問題で、誰もが見て見ぬふりをして誤魔化しているだけの状況なので、このまま破局にぶち当たった時が恐ろしくてならない。困窮した地方は何をやっているのか?呆れたことに、今も公共事業一辺倒だ。しかし、それは地方の地力をつけることにはならない。それとも、未来永劫道路を作り続けるっていうのか?それだけカネを吸い取っていながら、魅力的な産業はないから若者は残らない。無限に続く負の連鎖だ。

 だが、新潟県北東部にあった、黒川村(合併により胎内市となっている)は、そんな凡百の地方ではない。徐々にだが、人口を増やすことに成功する、稀有な村だ。そこが本書で描かれる、奇跡を起こした村のことである。

 何が奇跡なのか?それは、村営の様々な事業がどれも成功していること。その点、大量のカネを投下しておいて大損ぶっこいて、自分たちだけは高給を取っていた無能な天下り官僚どものやることと大違いだ。大量のカネを使い放題で損するだけで高給取れるなら、俺だってできるわ、ボケ。

 話が逸れたが、黒川村では事業を起こすとなると、きちんと採算がとれるか考える。勿論、カネを投下するだけで、利益を上げることなど望むべくもないこともある。公共サービスはそうだし、教育も同じだ。しかし、村営のレストランやビール工場、酪農諸々は、きちんと利益を得ようと思えば得られる。だから、カネの垂れ流しにはならず村の発展につながる。産業があるから若者も村に残る。

 本書の主人公は、この仕組を作った伊東孝二郎村長。およそ半世紀に及ぶ村長時代、若者を次々と海外留学させて農業を学ばせたり、役場で働く人々を一流ホテルで働かせてサービスとはどのようなものか学ばせたりと、意欲的なことを次々と実施してきた。始めたことはやり通す、合理的な理由でダメということが分かればきちんと撤退する。そうして村を発展させてきた。

 それでも村長時代は順風満帆とは行かない。特に、黒川村が洪水被害に見舞われた時がそうだっただろう。しかし、それすらも村をより魅力的な場にするための機会に変えてしまった手腕には脱帽だ。なんとか資金をかき集めるために勉強を怠らない。そして、単なる復旧ではなく、改良復旧を遂げる。特に、災害復旧や本当に必要なことになら、きちんと税金を使うべきだ。その見極めをしっかりできる人をリーダーに頂いた黒川村は本当に幸いだったと言えよう。

 将に奇跡とも言える事業を成し遂げたこの村のことが、こうして広く知られる形になったのは素晴らしいことだと思う。特に地方の自治に関わる方には参考になることが多いのではないか。 
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ノンフィクション | 2014/03/30(日) 19:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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