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(2014/02/28)
麻生 幾

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評価:☆☆☆☆


 東日本大震災では、本当に多くの人が亡くなった。また、福島第一原発事故はほぼ沈静化はしたものの、帰宅事業はいつ終わるものか、予想すらまだ立てられない状態だ。その爪あとは深いと言わざるをえない。

 しかし、あの日、無名の英雄たちの奮闘が無ければ、被害はもっと拡大していたであろう。

 例えば、命がけで原発に放水し続けた自衛官や機動隊員や消防隊員。彼らは、原発の事故を可能な限り押さえ込んだ。あるいは、破壊し尽くされた道路網を、余震が続く中にも関わらず徹夜で復旧した人々もいる。道路が寸断されたままではけが人の救助などできないし、それどころか救援物資すら届かない。

 本書は、そうした無名の戦士たちがどのようにして巨大な災害に立ち向かっていったのかを記したノンフィクションである。

 まずは原発への対応。現場の必死さと、それを知らない官邸のちぐはぐさは恐ろしい物があるが、もっと怖いのは、東電のダメさ。勿論、自衛隊員に焦点を当てた本書だけから東電の対応を云々するのは一面的で不公平ではあろう。しかし、放水に当たる組織へ、全く情報が流れていかないとなると、これは問題だ。なにせ、原子炉の正確な位置さえ、消防隊は与えられなかったという。

 エネルギー政策論として、原発を手放す訳にはいかないとは思う。しかし、東電のような組織にそれを委ねるのは怖いと思わされた。

 一方で、情報が錯綜する中、ほんの少し状況が変われば大量被曝する危険性の中で作業に当たった方々には、本当に頭がさがる思いだ。警視庁放水隊は、3つの班に分かれ、そのうちの1班は高圧放水車から降りて外で作業する仕事を割り振った。隊員たちは次々と1班に立候補した、という。線量計が限界を知らせるアラームを鳴らしても、限界線量まではまだまだあるからと、更なる行動をしたがった。

 効果という点から見れば、単なるパフォーマンスに過ぎなかったヘリからの放水にしても、隊員たちは被曝のリスクを抱えて、黙って飛んだ。彼らの奮闘があって、今のこの状況がある。そこに深く感謝したい。

 あの日の、あの場所での、現場の方々の奮闘を知るのにもってこいの一冊であろう。
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ノンフィクション | 2014/03/08(土) 19:28 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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