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1379冊目 147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官
(2012/07/18)
川瀬 七緒

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評価:☆☆☆


 サブタイトルに燦然と輝く法医昆虫学の文字を見れば『死体につく虫が犯人を告げる』を思い出さずには居られない。ついでに、洋ドラ『BONES』に出てくるイカれた昆虫学者のホッジンズも。となると読まないわけには行かないではないか。

 物語は検死のシーンから始まる。若い女性の死体。死後にガソリンで焼かれた死体からは、彼女が殺された時間すら割り出すことはできなかった。だが、遺体の内部から現れた異様なものが、その謎を解く鍵を握るかもしれなかった。それは、ウジが球状に集まったもの。彼らは、被害者の食道と胃を食い尽くしていた。それがまるで彼らの好物であるかのように。

 いささかショッキングな出だしだ。それが苦手な人は読むのを止めた方がいいだろう。

 もっとも、法医昆虫学というのは、死体につく虫、つまりはウジ虫やその仲間を扱うものだ。である以上、ウジが湧いたりそのウジに寄生するハチが出たり、死肉を食らうカツオブシムシが這いずり廻るようなシーンが出るのは確実だろうが。

 さて、この事件の捜査に、日本で初の試みとして法医昆虫学が導入される。しかも意外なことに、登場するのは赤堀涼子という女性研究者だ。しかもこの人、ウジを固定するために熱湯で殺した後、誤ってこの"ウジ茶"を飲んでしまいそうになるというそそっかしい人物。

 彼女は登場シーンでバッタの群生層化を掴もうとしている。『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』みたいではないか。ますます興味がわこうというもの。

 そんな彼女が出した死後からの経過時間には、致命的な矛盾があった。ウジのライフサイクルから割り出した時間は、彼女がまだ確実に生きていた時間だったから。

 なぜこの矛盾が生まれたのか?被害者周辺で起きていた連続放火事件と彼女の死体が焼かれた関連は?おまけに、被害者はどうやらダメ人間と付き合っていたようだ。その彼は事件に絡んでいるのか?

 様々な謎が出てきては、それが上手く本筋につながっていくところは読んでいて面白い。伝統的な警察の捜査と、法医昆虫学の調査が交互に進むことで解決に向けて進んでいくところも。なので、ムシの蠢くシーンが平気でさえあれば、きっと楽しめると思う。

 ただ、どうも表現が唐突な感じがするのが否めなかった。それって文章で表現するんじゃなくて、伏線として出しておくとか登場人物のセリフとか素振りで描くものじゃないか?と何度か思ったものだ。それに女性の喫煙率が高すぎだ。被害者も、被害者が勤めていたクリニックの女医も、事情聴取した水商売の女性も、主人公の奥さんも、法医昆虫学者も、尽くタバコを吸うと言った感じで、2012年統計による女性の喫煙率9%という数値からみると異常に高い。舞台装置として使うのはそれはそれで構わないけど、ちょっと現実味が無いんじゃないかなぁ。

 と、表現面ではまだまだだけど(失礼)、ストーリーは面白い。次作に期待したい。

関連書籍:
死体につく虫が犯人を告げる死体につく虫が犯人を告げる
(2002/07)
マディソン・リー ゴフ

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孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)
(2012/11)
前野 ウルド浩太郎

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推理小説 | 2014/02/26(水) 19:31 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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