カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1369冊目 科学捜査の事件簿―証拠物件が語る犯罪の真相
科学捜査の事件簿―証拠物件が語る犯罪の真相 (中公新書)科学捜査の事件簿―証拠物件が語る犯罪の真相 (中公新書)
(2001/12)
瀬田 季茂

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 基本的にテレビは見ないのだが、映像作品を見るなら科学捜査モノが好きだ。それも、1時間くらいで終わるのが良い(読書時間が削られるからね)。そして、主人公が美人であればなお良い。そんなわけで遺骨から犯人を突き止めようとする法人類学者が活躍する『Bones』はお気に入り。

 本書は科学捜査の歴史を扱ったノンフィクション。科学警察研究所 法科学第一部長、科学警察研究所 副所長、法科学研修所長を歴任されたとのことで、その知識の深さと広さはこうした本を書くにはうってつけだ。

 まずは、フランスでユダヤ人差別を背景にして起こったドレフュス事件で注目された筆跡鑑定。社会を二分する論争となった事件となったが、ドレフュス大尉の冤罪を生んだのは科学的な正しさよりも権威を重大視する姿勢があった。ともすれば、きちんと証拠を追いかけるより論者に注目しがちなのはどこも変わらない。

 続いて、ルーヴル美術館から忽然と消え失せたモナリザ失踪事件と指紋鑑定。これも面白いエピソードだ。特に、研究者が自らの権威に拘る余りに指紋鑑定に失敗しているところが。だが、失敗をバネに、そしてコンピューターによる検索を強い味方に、指紋鑑定が強力な武器になる。

 線条痕が揺るがぬ証拠として認められるようになるまでの歴史ではかのアル・カポネが登場するし、法人類学ではスーパーインポーズ法でバッハやモーツァルトの復顔が取り上げられる。そして、太平洋の単独無着陸での横断を史上初めて成し遂げたチャールズ・リンドバーグの愛児が誘拐、殺害された事件の鑑定の実態も。

 科学鑑定の黎明期からエピソードを交えて追いかけることで、当初は大した力を持っていると思われなかったこの技術が、どんどん力を得ていることが分かる。なにせ、今では犯罪捜査において欠くべからざる力となっているのだ。その技術の精緻さ、それを支える科学も面白いし、技術が社会に受け入れられていく進み方にも驚かされる一冊。

 最終章では毒物や生物兵器にも触れているので、犯罪捜査を広く論じていると言える。ノンフィクション読みは勿論、ミステリファンもきっと楽しめるだろう。
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2014/02/11(火) 19:11 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。