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1367冊目 文明を変えた植物たち―コロンブスが遺した種子
文明を変えた植物たち―コロンブスが遺した種子 (NHKブックス No.1183)文明を変えた植物たち―コロンブスが遺した種子 (NHKブックス No.1183)
(2011/08/26)
酒井 伸雄

商品詳細を見る



評価:☆☆☆☆


 ブクレコの、Masashi KAWADAさんのレビューを拝見して手に取った本。

 植物は、文明を変える力を持っている。例えば、新大陸由来のものを食卓から追放してみよう。ジャガイモもトマトもトウモロコシもカボチャもチョコレートも唐辛子も無くなってしまう。大ダメージだ。え?和食党だから余りダメージはないって?いやいや、それがあるのです。我々が安価に手に入れることができる肉類は、トウモロコシという栄養に富み、圧倒的な収穫量を誇る穀類が無ければ存在しない。肉は滅多に食べることができないご馳走となるだろう。

 本書は、サブタイトルにある通り、新大陸由来の植物のうち、我々の生活に馴染み深い6種を取り上げ、どれがどれほど深く生活に結びついているかを解き明かしている。その6種とは、ジャガイモ、ゴム、チョコレート、唐辛子、タバコ、トウモロコシである。

 まず、選び方が上手い。ヨーロッパの発展を支えたジャガイモ、自動車文明を支えるゴム、お菓子の王様チョコレート、南米由来の香辛料唐辛子、4大嗜好品の1つタバコ、そして前述の通り肉食文化における縁の下の力持ちトウモロコシ。文明を変えたと名乗るのに相応しいバランス感覚に脱帽だ。

 次に、これらの植物がどれほど歴史と文明を変えてきたか、それが実に分かりやすく描かれているのが良い。もう一つ面白いのが、ジャガイモも唐辛子も、はじめはヨーロッパに受け入れられなかったところ。ジャガイモは悪魔の食べ物と忌み嫌われた。その広まりには、為政者の人間心理を見透かした策謀である、"昼間は兵士が厳重に畑を見張り、夜はわざと兵士を引き上げさせ、人々にジャガイモが価値あるものだと信じこませる大作戦"が一役買うといったエピソードがある。

 そして、ゴム。メソポタミアで生まれた車輪はあっと言う間にユーラシアを席巻した。なんと、当時の戦車はユーラシアの東西でほとんど変わらないという。その恐るべき力が分かろう。しかし、当時の車輪には、クッション材となるゴムが無かった。地面の凹凸をそのまま拾う乗り物は、さぞ乗り心地が悪かっただろう。ゴムタイヤを履いた自動車の誕生によって、町から馬車は追放された。お陰で、我々は毎日馬の糞の匂いに悩まされずに都市生活を送れるのだ。

 と、こうやって見ただけでも植物が文明にも文化にも結びついていることが分かろうというもの。しかも、語り口は平易で、歴史的に興味深いエピソードを織り込んでいるため、読み物として実に面白い。

 個人的には綿花を取り上げても良いかなと思ったが、恐らくそれは工業品としてゴムと被るから選択されなかったのだろう。新大陸に限らないとなれば他にも面白そうなものは沢山ありそうだ。ぱっと思いつくだけでも、茶、砂糖、香辛料、コーヒー、米、小麦、タマネギ、桑等々が挙げられる。物言わぬ植物もまた、興味深い存在だ。この手の本があったら、また読んでみよう。
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その他歴史 | 2014/02/06(木) 19:20 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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こないだ話していた本ですね。楽しそう(^O^)
2014/02/07 金 22:28:38 | URL | FUMIKO #DdiHOXp.編集
FUMIKOさん、こちらにまで足を運んで下さりありがとうございます^^
先日お会いした時に読んでいた本です^^

当たり!ですよ
2014/02/09 日 22:14:32 | URL | Skywriter #-編集
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