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1338冊目 宇宙を支配する6つの数
宇宙を支配する6つの数 (サイエンス・マスターズ)宇宙を支配する6つの数 (サイエンス・マスターズ)
(2001/09)
マーティン リース

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評価:☆☆☆☆


 街灯に支配されていない地域に行って夜空を見上げると、天の川に圧倒される。太陽系が銀河に浮かぶ小さな世界だと思わされる瞬間だ。その銀河だって、宇宙全体からしたら特別なものでも何でもない。より大規模な銀河団のようなグループの一員に過ぎないのだ。

 壮大な宇宙がいまこのような姿をしているのは、物理的な視点からすれば奇跡のようなものだ。ものの振る舞いを幾つかの物理定数がほんの僅かに違っていたら、宇宙は規模も姿も全く違うものになっていた、という。

 本書は、宇宙をこのような姿にしてくれている6つの数についてのもの。その6つとは、以下のものだ。

1.電気力を重力で割ったN
2.原子核を結びつける強さのε
3.この宇宙に存在するものの量Ω
4.宇宙を膨張させる力λ
5.ビッグバン直後に物質の粗密を決めたQ
6.空間次元D(ご存知の通り、それは3である)

 どれかが少し違う数字を取っただけで、宇宙は生命の存在するようなところにはならなかった。更に面白いことには、これらの値が観測から導き出された数字でなければならないという必然性が無いところだろう。例えばNは10の36乗だが、これが大きくても小さくても、物質の集まり方が変わるので、星は重すぎるか形成されないか、となってしまう。

 人間原理を、あるいはIDを信じてしまう人がいることを納得してしまうほど、絶妙な調整が為されているように見えてしまう。

 恐らくは、現在の知識ではまだ得られていない必然性がどこかに潜んでいるのだと思う。もう一つ魅力的なのは、他世界宇宙論だ。宇宙そのものが無限に生まれ、その中でNなりεなりΩなりが生命進化に適さない宇宙が圧倒的で、この宇宙はたまたま定数が絶妙だった、というもの。そこにたまたま住んでいるのは奇跡だと思うかもしれないが、そもそもあっという間に破綻していしまう宇宙では生物が進化できなかったことを思えば不思議でも無かろう。

 6つの数字がどのようなものなのかを説明する中で、宇宙の様々な現象を説明してくれているので、宇宙論が好きな方にはたまらないだろう。今の世界が奇跡のようなバランスの上に成り立っていることに感謝したくなる本。
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素粒子・宇宙論 | 2013/12/30(月) 19:10 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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