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1336冊目 土の文明史
土の文明史土の文明史
(2010/04/07)
デイビッド・モントゴメリー

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評価:☆☆☆☆


 化石燃料は間もなく底をつく、と言われる。その枯渇は、特に石油に依存している文明にとって計り知れないダメージとなるだろう。しかし、その前に、ある重要な、限りある資源が失われるかもしれない。それは、土、である。

 何も、大地が海に飲み込まれてしまうという訳ではない。大陸地殻は、海底のそれとは全く違う構造を持っている。極端に言ってしまえば、大陸地殻は極めて軽く、マグマの海に浮かんでいるようなものだ。だから、大陸は沈み得ないのである。

 では、どうして土が無くなるというのか?それは、失われるのが、大陸地殻のうちの一部、土壌と呼ばれる部分だからだ。そして、この土壌は、植物が生育するにあたって欠かせないものだ。土壌が失われるということは、究極的には食料が得られなくなることと同義だ。

 と言われても、土壌が失われていくところは分かりづらい。風に砂埃が舞っても、それがどの程度の損失なのかは分らない。だから、分かりやすく言おう。我々の命を養う土壌は、深さにしてたった数十センチしか無い。それが失われたら?そこは、耕作に向かない不毛の地となってしまうのだ。

 それは机上の空論ではないか?と思う向きもあるかも知れない。しかし、人類社会において土壌の枯渇による文明の崩壊は、珍しいことではなかったようだ。本書にはその例がぞっとするほど載っている。例えば、モアイ像で知られるイースター島は緑に覆われた大地は伐採によって土壌を失い、人を養う能力も失われた。アイスランドも緑が失われた。ローマ帝国でも同じことが起こっていたと著者は指摘する。

 何が決定的な問題なのだろう?どうやったら土壌の損失を防ぐことができるのだろう?そして、これからも増加が予想される人類を、大地は養っていけるのだろうか?

 これらの問いに、著者は丁寧に答えていく。読み進めるのが怖くなるくらい、増えすぎた人類は大地を破壊している。だが、危険を煽ることだけが、著者のやりたいことではない。目の前にある危機を解説するのと同じくらいの熱心さで、どうすれば土壌を保ったまま食料生産を減らさないで済むか、ということも語る。その意味で、本書は警世の書であると同時に破局を迎える前に現れた希望の書である、とも言えよう。

 文明の興亡についても、これからの歴史の流れについても考えさせられる1冊である。
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その他科学 | 2013/12/27(金) 21:41 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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