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1325冊目 震える牛
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(2013/05/08)
相場 英雄

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評価:☆☆


 2年前、焼肉屋で強盗殺人が起こった。「マニー、マニー」と言いながらナイフを振り回した男が、売上金を奪い、客の男性2人を殺害して逃走したのである。

 外国人犯罪と睨んだ警察が調査を進めたが、有力な手がかりがないまま捜査は暗礁に乗り上げていた。迷宮入り寸前の未解決事件ばかり押し付けられている田川が捜査に乗り出すが、外国人犯罪とは思えない、奇妙な点が次々と浮上する。ナイフの持ち方が軍隊経験者のような特殊なものであったり、逃走時にベンツに乗ったりと、強盗という見方すら疑わしいものになる。

 その背後に、全国展開する大手ショッピングセンター、オックスマートと、加工肉の卸業者ミートステーションの暗い関係が見え隠れする。果たして、この殺人事件は何だったのか?

 牛が震えるとなると、BSEである。というわけで、まず読者には大きなヒントが与えられることになる。ついでに、殺された2人がどうも偶然に殺されたわけではない、ということもすぐに分かる。この辺り、勿体無いなぁ。犯人は1人を殺すつもりで、もう1人は巻き込まれたと思わせておいた方がミスリードを誘えるのに。BSE、狂牛病、産廃業者。読者になんとなく繋がりが見えてしまうのはちょっと失敗だと思う。

 おまけに、どうもキャラに感情移入できない。なんでだろう?ノンフィクションばかり読み過ぎたのかも知れないが、生きた人間の深みを感じさせてくれなかった。

 ただ、風評被害について触れるところは耳が痛い。安全であるにも関わらず、過剰に煽る人々のお陰でトータルとしてみたらどれだけ生産者にも消費者にもダメージがあることか。安全だというなら、どうして安全と言えるのかをきちんと納得して行くことが大切なのだろう。


 と作品については書いたところで、ノンフィクション読みからのツッコミを。

 食品業界で酷いことが罷り通っている事実はあるとしても、そこへの水先案内人に選りにも選って安部司(自称『食品添加物の神様』、その実態は業界ではちっとも知られていない)というのはどうなのだろう?如何にもそれっぽい文章があってげんなりしていたら、参考文献に彼の本が。目からウロコを落としたつもりでレンズ体が落ちちゃったことに気がついていないとは気の毒に。

 添加物の毒性で、単体では評価していたも他のものと合わせた時の評価はしていないと言うが、それ、可能なの?例えば、世界におよそ1,000種の添加物が会って、そこから2種を選んだら1,000,000通り位。3種だと?1,000,000,000(10億)通りくらいだ。検証が不可能であることは分かろう。問題は、添加物以外でも同じことが言えるということ。あらゆる物質は定義上化学物質であり、天然物でもその組み合わせは無限にある。そして、それらは評価されていない。出来るわけがないから。添加物にだけ極めて高いハードルを課す理由はなんだろう?

 というわけで、フィクション部、ノンフィクション部共に、素直に読めない点があり、やや辛めの評価となってしまった。
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推理小説 | 2013/12/12(木) 19:26 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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