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1323冊目 右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化
右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)
(2012/02)
細 将貴

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評価:☆☆☆☆


 妻はレフティーである。息子も。娘もその片鱗を見せている。なので、私の家では世間一般と異なり、左利き比率が高いということになる。この利き手、胎児の時にはもう決まっているというから、遺伝的に決っている面もありそうだ。だが、一卵性双生児で利き手が違う場合もあるというから、環境の側面も無視できない。

 この利き手は、進化的にはどこから生じているのだろうか?シオマネキの、あの著しくバランスを欠いた両手を見るに、随分古くからあるらしいことは想像できる。

 本書では、魚類でもそれが見られるという驚くべきことから話が始まる。鱗食魚と呼ばれる魚は、文字通り他の魚の鱗を食べるのだが、この口の形に右利きと左利きがある、という。また、イスカという鳥はくちばしが咬み合わないが木の実をほじくりだすには適しているという不思議な形状をしているが、これにも噛み合わせに右利きと左利きがある、というのだ。

 カタツムリにも左巻き、右巻きがいる。それも、単一種の中に左右がいる場合がある。ところが、こいつはそう簡単にはいそうですかと頷くわけには行かない問題がある。というのは、同じ向きの巻き方をしている相手としか交尾しにくいカタツムリが多いからだ。なので、性戦略だけを考えると、同じ向きにならないとおかしいのだ。なぜカタツムリは左右が混在した状態で居続けるのだろうか?

 そして一方で、もっとも右利き・左利きの無さそうな生き物にも、区分があるらしい。それが、タイトルに有るヘビだ。カタツムリばかりを食べる、イワサキセダカヘビがそのヘビである。

 この事実をしったある研究者の脳に、(本人曰く)妄想が浮かぶ。このヘビが左利きあるいは右利きに偏っていたらどうだろう?捕食圧を下げるには、仲間のカタツムリと巻き方を変えた者が生き残りやすくなるのではないか?

 本書はこの仮説を確かめようと、フィールドワークに勤しんだ著者の研究の記録である。仮説の提示、ヘビを捕らえるための苦労、仮説を検証する面白さ。まるで起承転結のはっきりした物語のように話が進む。気が付くと、著者と一緒に研究の進み具合に一喜一憂してしまう。白眉は、なんといってもヘビの捕食行動を明らかにする処であろう。

 ちょっと作りすぎな気がしなくもないが、研究者の苦労を垣間見せてくれながら、研究の面白さを教えてくれる本である。
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生物・遺伝・病原体 | 2013/12/09(月) 19:17 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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「アリたちとの大冒険 愛しのスーパーアリを追い求めて」って本が面白かったですよ。
2013/12/21 土 22:27:03 | URL | UHI #-編集
UHI さん、情報ありがとうございます!

タイトルを見ただけでも面白そうなのが伝わってきますね^^
スーパーアリとはどのようなものか、読んでみようと思います。ありがとうございました。
2013/12/23 月 12:05:55 | URL | Skywriter #-編集
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