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1295冊目 食の500年史
食の500年史食の500年史
(2011/02/25)
ジェフリー・M・ピルチャー

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評価:☆☆☆


 ちょっと外国に行くと、帰国した後の日本食が本当に美味しい。特に、寿司や刺し身を食べると日本人でよかったとまで思ってしまう(笑)。外国に行かなくても同じ。ちょっと外食が続いて和食から遠ざかると、醤油の味が恋しくなる。舌は保守的なのだ。

 それは私だけではない。誰もが、そうした傾向を持っている。だから、人々の移動に伴って、食材や調理法も世界各地へ広まっていった。その最も顕著な例は新大陸由来のトマトやジャガイモであり、和食に欠かすことが出来ないコメである。

 本書はミネソタ大学の歴史学教授が、料理がこの500年でどのように世界へ広がっていったかを追っている。近代史における最悪の愚行の1つ(複数あるのが本当に嫌だが)、黒人奴隷制度にあっても、黒人たちは何とか自分たちのルーツの食事を守り通そうとした。それは食材面の制限から完全にオリジナルの再現にはならなかったが、一方で料理の変化に結びついた。

 同じことは、より豊かな生活を求めたり、出身地から逃れざるを得ずに外国へ移住した人々の間でも見られた。そうした人々はしばしば社会的に低い地位に甘んじるしか無かったため、料理も蔑まれる傾向があったのが、二世三世と社会に溶け込み、一部では高い地位に昇る人も現れると、料理の地位も向上する(高級感を感じるようになる)というのは面白い。

 こうした伝播によって、今では我々は大抵の国の料理を国内に居ながらにして楽しむことができる。カジュアルに美味しく楽しめるイタリア料理、フォーマルな場が似合うフランス料理、手っ取り早く満腹感は得られるアメリカ発祥のバーガーチェーン、多種多様な食材が魅力の中国料理、異国情緒溢れるトルコ料理、ETC……。

 いろいろな国にきちんと配慮されているのが良い。外国料理は舌に合わないこともあるが、著者はそれで評価を左右することは無いのは魅力。ただ、他の料理にも均等に目配りしようとする余りにちょっと贔屓の引き倒しになっている点もある。

 例えば中国料理のところで、南北朝時代に北朝が遊牧民の食生活を受け入れたとあるが、そもそも北朝が遊牧民の王朝なのだから彼らの料理が地域を広げただけの話であろう。それに新の王莽が暗殺されたとか書いているけど、あれは暗殺じゃあないだろ(笑)

 おまけに訳者が悪いのか、"殷の創設者はお抱えの料理人であった伊尹を宰相に任命し、彼が使っていた料理用の大なべを政府の重要なシンボルに掲げたという"って、その大なべが鼎であることは書いても良いんじゃない?。ついでに、殷の創始者が湯王であることに触れても良かったのではなかろうか。。。

 と、やや怪しげな記述はあるが、全体としては面白い話題であった。


関連書籍:
保存食品開発物語 (文春文庫)保存食品開発物語 (文春文庫)
(2001/11)
スー シェパード

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その他歴史 | 2013/10/27(日) 19:10 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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