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1283冊目 リスクとの遭遇
リスクとの遭遇 (日経プレミア)リスクとの遭遇 (日経プレミア)
(2013/05/09)
植村 修一

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評価:☆☆☆☆


 リスクは、どれほど気をつけても決してゼロにはならない。最も安全な交通手段である飛行機でさえ、極めて稀に事故を起こす。しかし、どういうわけか人は飛行機に乗るときには墜落のリスクを過大に気にし、それより遥かに危険な自動車に乗る時には安全だと思い込む。

 本書は日常に潜む様々なリスクを顕在化させ、しっかり認識するためにどのような心構えが必要かを論じている。読み物として面白くさせているのは、1つには紹介したばかりの『錯覚の科学』をはじめ、色々な本から面白い研究を引用していること。そしてもう1つは、歴史コラムとして、多くの歴史上のリスク管理失敗事例を取り上げていること。

 広い分野からのトピックが取り上げられているので、贅沢感がある。ただ、もうすでに丁寧な検証によって否定されている、カマキリが降雪量を予想して産卵する高さを変えるという話を取り上げるのはいかがなものかという気がするが。

 もう1つの歴史コラムが面白い!トロイの木馬、吉良邸討ち入り、アレクサンドロスの陣頭指揮、頼朝の伊豆配流、ポンペイの悲劇、赤壁の戦い、元寇、ナポレオンとヒトラーを滅亡に追いやった冬将軍、生麦事件等々。見て分かる通り、実に色々な地域・時代からトピックを持ってきているので、日本史でも世界史も世界史に興味がある方は楽しめること請け合い。

 リスクの見積もりを誤ったことによる想定外の事象についても述べているが、これは福島の原発事故とその後の悲惨な対応を見ている我々には身につまされる点もある。一般人にとって放射線のリスクもほぼ完全にゼロなのにもかかわらず、他にもっと喫緊の課題があるのを無視して除染に当たるという愚かしい行為も、リスクの見積もりの誤りであると言える。ついでに、東電のように何時までも凝りずに隠蔽を繰り返す体質は、もう経営陣を一掃するとか客観性を担保するための強力な外部監視機関を設ける等の対応が必要じゃないかなぁ。そうしないとそれこそまたまた"想定外"の悲惨な話が出てきそうだ。

 リスクをきちんと評価し、それに備える大切さを考えるには格好の本ではないだろうか。話題が豊富なので読んでいて楽しいところも嬉しい。一読をお勧めします。
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ノンフィクション | 2013/10/07(月) 19:53 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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