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1279冊目 サボテンと捕虫網―ソノーラ砂漠のフィールドノート
サボテンと捕虫網―ソノーラ砂漠のフィールドノートサボテンと捕虫網―ソノーラ砂漠のフィールドノート
(1988/08)
ジョン アルコック

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評価:☆☆☆☆


 アメリカからメキシコにかけて広がるソノーラ砂漠。そこは、砂漠と聞いて思い浮かべるような不毛の地ではなく、過酷な環境に対しても見事に適応した多くの生物が生きる大地である。

 本書はソノーラ砂漠でのフィールドワークをまとめたもの。我々にとって過酷なのは冬であり、この時期を乗り越えるために食料を確保するのに苦心してきたわけだが(その様子は『保存食品開発物語』に詳しい)、砂漠では最も過酷なのは夏である。

 夏の前、数少ない降雨の機会をとらえ、植物が一度に芽吹く。なにせ、その時に得られた水で成長し、子孫を残さなければならないのだ。その植物を糧にする動物たちもまた、活発に動き始める。各種のトカゲ、チョウ、ヘビ、昆虫、鳥、そして小型哺乳類。

 思った以上に様々な生き物がそこで生を育んでいる。繁殖を遂げるために、なんとか縄張りを死守しようとする雄の努力に目を見張り、暑さと乾燥に適応できたことの凄さを実感できる。

 しかし、適応したと言っても、自ずと限界がある。

 サボテンは、成長速度が極めて遅く、なんとか生き延びるために水分蒸発を防ぐワックスを表面に発達させる。子孫を残すために、凄まじい数の種を撒き散らす。しかし、それらのほとんどは、別の生き物の胃に収まってしまうのだ。多くの偶然をくぐり抜けた種だけが芽吹くことが出来、そして更に試練を乗り越えた個体だけが成熟し、次世代へと命をつなぐ。そんなサボテンを、遊び半分で銃撃する人がいるというのは情けない話だ。

 砂漠の、想像以上に豊かな生物の世界を上手に伝えてくれるのが魅力。あの針だらけのサボテンにも、感情を通わすことなどできないであろう昆虫や爬虫類にも、気づけば頑張れとエールを送りたくなる。極地といえばついつい寒い方ばかりに注目していたが、砂漠という極地への興味をかきたててくれたことに感謝。


関連書籍:
保存食品開発物語 (文春文庫)保存食品開発物語 (文春文庫)
(2001/11)
スー シェパード

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生物・遺伝・病原体 | 2013/09/28(土) 23:29 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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