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1274冊目 これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
(2012/10/13)
ウォルター ルーウィン

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評価:☆☆☆☆☆


 マサチューセッツ工科大学で、物理を専攻しない学生たちにも物理の楽しさを教えようと魅力的な授業をすることで定評のあるルーウィン教授の講義録。

 評判に違わず、読んでいて実に面白い。何が物理の本をこんなにも面白く感じさせるのか。それは、著者が物理学を心の底から楽しんでいて、しかも聴講生を楽しませることに喜びを見出していることにあるだろう。

 難しい概念を難しく説明するなんて2流のやること。ましてや内容の空疎さを誤魔化すために簡単な概念を難しく延べるような奴は物書きとしてクズだ。では一流は?それこそ、難しい内容を面白く、楽しく書くことだろう。そして超一流とは、一流に加えて知の深みにおいて容赦無いことではなかろうか。そう定義したとしても、確実に著者は超一流であると断言できる。

 その著者が物理学の面白さをこう説明している。

 物理学は説明してくれる。
 虹の美しさと儚さを、ブラックホールの存在を、惑星がそれぞれ独自の動きを示す理由を、星が爆発するとき何が起こっているのかを、アイススケートの線種が腕を体に引き寄せると回転速度が上がるわけを、宇宙飛行士が宇宙空間で無重力になるわけを、宇宙はどんな要素から成り、いつ始まったかを、フルートが音楽を奏でる仕組みを、人間の生み出した電気が人体を動かし、経済を動かすその原理を、ビッグバンの際、ほんとうに"バン"という音が鳴り響いたのかを……。物理学者たちは、原子以下の最小の空間単位から宇宙の最果てに至るまでの精密な学理の地図を作り上げてきたのだ。


 仰るとおり!科学が、科学だけがそれを成し遂げたのだ。そこに面白さがあり、そこに続々するほどの知的興奮がある。加えて、美しさが溢れている。それなのに、世人が科学を無味乾燥なものと受け取りがちなのは真に残念なことだと思う。だが、その問題を、著者は軽々と打ち破ってくれる。

 虹の美しさ、振り子の不思議等からそれらの背後にある物理を数式を使わずに説明する。物理学的にきっちり説明していながら、むしろその美しさを語ることに中心があるような感じを受ける。

 本書の白眉は、何と言っても著者の専門である天文学、それもX線天文学が解き明かした宇宙の不思議の数々について語るところであろう。中性子星やブラックホールがそれだ。読めば読むほど、自然は奥深いところに不思議を隠していると思う。

 最終章で美術について語っているのが、著者がどのような立場から本書を論じているかを表しているだろう。兎に角、自然界の美しさに魅せられ、その謎の解明に情熱を燃やしてきた著者ならではの熱い感情が迸る。ああ、こんな授業を受けていたら、私ももっと物理の勉強が好きになっていただろうに!

 物理は難しいと思っている人にこそ読んで欲しい。きっと、自然界の美しさに目を見張ることだろう。そして、気がついたら読み終わっているくらい、引き込まれることと思う。
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素粒子・宇宙論 | 2013/09/15(日) 19:07 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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