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1272冊目 月は誰が創ったか?
月は誰が創ったか?月は誰が創ったか?
(2007/06)
クリストファー ナイト、アラン バトラー 他

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評価:☆☆☆


 月は不思議な天体だ。ちょっと前まで、その起源は誰にも説明できなかった。余りにも謎に包まれていたため、「月が見えるのは目の錯覚だ」とのジョークを飛ばした天文学者すら居た。

 そして、起源が謎に包まれているからこそ活躍できる人々がいる。オカルトな人々である。

 見て下さい、このタイトル。そして訳者。南山宏といえば、学研の誇るオカルト雑誌『ムー』に深い関わりのある、日本を代表する怪奇現象研究家ではありませんか!こんな怪しい本、読まないでいられましょうか!?うん、いられるな^^;

 閑話休題、月には本当に不思議なことがある。その1つは、間違いなく皆既日食であろう。月の半径は太陽の半径の400分の1だが、地球と月の距離は地球から太陽までの400分の1。だから、日食の時には太陽をきっかり隠す皆既日食の他に、僅かに太陽が大きく見える金環日食が起こる。

 実際には月と地球との距離は年3cm程度の速さで離れているため、この奇跡のような距離感が楽しめるのは地質学的に言えばほんの僅かな時間(数百万年)に過ぎない。このぽっかりとできた絶妙なスポットに人類が生きていることは僥倖である。

 いや、それが僥倖じゃなかったら?つまり、何者かが精緻な計算を行い、今この時代に奇跡のような意図して組み上げたものだったらどうだろう?その証拠が月に隠されていても不思議はあるまい。

 本書では、こんな数値が取り上げられている。

1年間の地球の自転回数:366回
月に対する地球のパーセント率:366%

太陽と月のサイズ比:400
太陽と月の地球までの距離比:400
太陽の1メガリス角度秒に相当するメガリスヤード数:40,000
地球の1日の自転距離のキロ数:40,000
月の1日の自転距離のキロ数:400
月が地球を366公転する日数:10,000
月の1メガリス角度秒に相当するメガリスヤード数:100
地球が月より早く自転する倍数:400

 天体の数値で、こんなにもきれいな数字が並ぶのは不思議である。そう。確かに、並べられた数字を見れば不思議に見える。しかし、忘れてはならないのは、色々な数字の組み合わせから不思議に見えるものが取り出されているということ。

 月を作り上げ、知能を持った生物の誕生にも介入した何者かが、人類にその証拠を残す手段として与えたのが数千年前の巨石文明である、と言われたら、少なくとも私の頭には疑問符が1個師団分くらい押し寄せる。まして、その存在が45億年前に月を創った存在であるとなれば尚更だ。何故彼らは、人類が十分な科学力を備えた時期(遅くとも1900年ごろ)に現れて、疑問の余地のない証拠を突きつけないのだろうか?

 現在、月形成の最有力仮説である、月は原初の地球に火星サイズの天体が衝突したことで生み出されたとする"ビッグホワック仮説"(一般には"ジャイアント・インパクト説"として知られる)をも丁寧に批判しているが、最近の研究成果では本書の主張が否定されていることも注意が必要だ。

 それは、地球と月の酸素同位体比を見れば、地球と月はその形成される時期において太陽からの距離が同じところにあったはず(ジャイアント・インパクト説と矛盾しない)。しかし、何らかの天体が原初の地球に衝突したならば、その天体も月と地球に振り分けられる。となると、酸素の同位体比は地球と月とで異なるはずだ、というもの。

 しかし、衝突した天体も地球の近傍で生まれたとすれば矛盾はない。そして、その考えは降着円盤による惑星系性仮説とも矛盾しない。

 というわけで、本書をノンフィクションとして読むのは極めて危険だ。しかし、月には色々な不思議がある、というくらいの立場で眺めるなら、SFを読むようにして楽しむことはできるだろう。

 正直な話、グレイだのなんだの、もっとぶっ飛んだものが出てくるのかと思っていたが、そんな変な話にはならなかったことは意外だった。
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未分類 | 2013/09/12(木) 20:22 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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