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1271冊目 ダンゴムシに心はあるのか
ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)ダンゴムシに心はあるのか (PHPサイエンス・ワールド新書)
(2011/03/19)
森山 徹

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評価:☆☆☆


 子供の頃、ダンゴムシを突付いて丸まらせては、それを転がして遊ぶのが好きだった。そうした記憶を持つ人は多いだろう。ダンゴムシには迷惑な話だっただろうが(笑)。因みに、私の周りでは、丸まらないヤツはベンジョムシと呼ばれ、蔑まれていた。なんという差別主義(笑)。

 そんなダンゴムシに、心があるなんて思ってもみなかった。なにせ、彼らの神経系などたかが知れている。というわけで、タイトルに惹かれて手に取った。

 心とはなにかという設問と、その簡単ではあるが答えるのは難しい問いへの著者なりの答えから本書は始まる。いきなり、「○○という実験結果があるからダンゴムシには心がある、QED」と言われてしまっては納得行かないから、妥当なところではある。

 しかし、これがちょっと長すぎる。心という抽象的なもの、それもダンゴムシのように人間とは全く異なるレベルの神経系を持つ生き物相手にも共通する何かを探ろうとするのだから、大変な営みだ。ただ、私は著者がムリに説得しようとして来ているように感じられて、イマイチ納得はできなかった。ではお前なりに認められる心とは何かを言われたら困ってしまうのだけれども。

 次いでいよいよ、ダンゴムシに心(ここでは個性くらいにしておこう)があるかという主題に移る。ダンゴムシを使った色々な実験が紹介されているのだが、実験結果からはダンゴムシが環境刺激に対して画一的な反応をするわけではないことが明らかにされている。

 通常、迷路に入れられたダンゴムシは右折と左折を交互に繰り返すのだが、わざと行き止まりにさせると、やがて一部の個体は壁をよじ登る行動に出る。一方で、後退りして分岐に戻る個体もいる。

 彼らは彼らなりに、自分のルールで刺激に対する応答を決めているらしいのだ。

 本書を読めば、この実験に限らず、他の実験でも刺激と反応が異なる個体がいるのが面白い。行動を決めるのは、本能と本能に深く根ざした快・不快の認識であろう。だとすれば、彼らには心があるという主張には見るべきものがあるようにも思えてくる。

 何よりも、あの小さな体で学習が出来るというのは驚きだ。生きて子孫を残すためには、あのような未発達の神経系でも、学びに応じて振る舞いを変える。そこに生物の凄さを感じずに居られない。

 後半ではタコを使った実験が紹介されている。こちらもやはり、個体によって振る舞いは様々で、実に面白い。生物の面白さを感じさせてくれる1冊である。
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生物・遺伝・病原体 | 2013/09/10(火) 19:14 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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