カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1254冊目 できそこないの男たち
できそこないの男たち (光文社新書)できそこないの男たち (光文社新書)
(2008/10/20)
福岡 伸一

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 男と女。ユダヤ教の神話によれば、神は自分の姿に似せた男を作り、男の肋骨から女を作った、という。しかし、生物学的には順序が逆だ。最初は雌が生まれ、後に雄が作られた。

 人間が誕生してくる経緯を見れば、それがはっきり分かる。受精卵が分割を始めてから暫くの間、見た目では男の子も女の子も区別が付かない。股間になるところを観察すれば、そこには女性器が見える。男の子になる定めの受精卵は、その後、体を作り変えていくのだ。その結果、膣が消滅し、陰核がペニスへと姿を変えていく。開口部は綴じ合わされ、蟻の塔渡りという形で痕跡を残す。

 本書では、男が生まれる理由や方法を平易な文章で解説してくれている。

 自然界では、雌だけで子孫へと生命を繋ぐのは珍しいことではない。雄と雌とで子を生む生物でも、普段は雌だけの単為生殖で増え、特定の時期だけ雄が生まれることもある。その場合、雄の仕事はただただ雌に精子を注ぐだけ。ハーレムと言え無くもないが、ただそれだけをするというのは虚しそうだ。中にはアンコウのように、雌に寄生して精子を作る器官に成り下がる種も居るのだから、男は人間に生まれたことを感謝せねばなるまい。

 そうしてできた男は、実のところ、女と比べて耐久性が悪い。平均寿命の違いの違いは広く知られているところだろうが、それだけではなく、生まれた時から男は死にやすい。その現実が記されていたり、雄を雄たらしめる遺伝子の在り処を、発見の経緯とともに語ったりと、読者の興味を引く話題を上手く持ってきている。

 生物の不思議、男と女の不可思議な関係を見事に説明してくれる本。

 また、事実の羅列に終始するのではなく、自分の苦労話を随所に織り込むところが読み物としての魅力を高めていると思う。読んでいて楽しい。科学を実践する方で、こうした文章の名手を得たのは本当に幸運の一言に尽きる。他の本もフォローしていこう。



関連書籍:
アダムの呪い (ヴィレッジブックス)アダムの呪い (ヴィレッジブックス)
(2006/12)
ブライアン サイクス

商品詳細を見る


イヴの乳―動物行動学から見た子育ての進化と変遷イヴの乳―動物行動学から見た子育ての進化と変遷
(2005/01)
小原 嘉明

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

生物・遺伝・病原体 | 2013/08/16(金) 18:39 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。