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1245冊目 邪悪な虫
邪悪な虫邪悪な虫
(2012/09/27)
エイミー スチュワート

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評価:☆☆☆


 小さな姿で空を飛び回ったり、地面を這いまわったりする虫。その様に魅せられる少数の人と、無関心なこれまた少数の人以外の人にはマイナスのイメージをもたらす彼らだが、本書を読めば少数派も多数派に転向するのではあるまいか。彼らの振る舞いへは、蠢くという言葉が相応しい。

 例えば、蚊。奴らは不快な羽音で睡眠を妨害するだけではない。刺された跡は痒みを伴う腫れをもたらす。しかし、それすら蚊の本当の害から見れば些細なものだ。彼らの脅威は、感染症を媒介するという厄介な性質にある。マラリア、黄熱病、デング熱、日本脳炎等々が彼らによって広まるのだ。

 或いは、蝿。彼らは何にでも止まって、その貪欲な食欲を満たさんとする。問題は、奴らの食事方法だ。なんと、胃から消化液を吐き出し、溶けた部分を吸い取るのであるが、胃液と一緒に未消化の中身も一緒に吐き出す。その吐き出されたものの中に、道端に転がる小動物の死体やら糞が混ざっているかどうか、誰も分からない。しかも、蝿の一部は蚊と同様に動物の血を吸って生きる。ツェツェバエが媒介する致死的な眠り病のように厄介なものだってあるのである。

 読書家の天敵、本のノリを食ってしまうムシも居れば、毎年のように死者を出すスズメバチも居れば、植物を枯らしてしまうミミズも居る。ヨーロッパの人口の3分の1を殺したといわれる黒死病の病原体ペスト菌を媒介したノミも忘れてはならない。

 本書には、こうした厄介な虫が大量に取り上げられている。ついでに博愛主義を発揮したものか、昆虫以外にも一般の人々が"ムシ"と総称するものも排除していない。ドクグモ、ヤスデ、ムカデ、おまけとばかりに住血吸虫のような寄生虫までをも記載している。

 普段は生物の進化に驚嘆しているばかりの私ではあるが、本書を読むと流石にその気持が萎れてしまう。いや、確かに彼らがこうした生き方をしているのは進化の妙ではあるのだろうが、見事なまでの生存戦略は同時に人間には厄介極まりないものとなっている。

 文明社会の、それも都市に生きる人々には本書で取り上げる害虫はそれほど脅威ではない。しかし、世界ではまだまだ昆虫による害が大きいことを考えると、それらを適切に排除することが必要と思われてならない。敵を知り己を知れば百戦危うからずの言葉通り、彼らに打ち勝つには彼らのライフサイクルを知らなければならず、そういう点で本書の価値は高い。

 まあ、そんな難しいことを考えず、まずは暑苦しい夜をちょっと涼しくする怪談代わりに読むのも良いかも知れない(笑)



関連書籍:
蚊はなぜ人の血が好きなのか蚊はなぜ人の血が好きなのか
(2002/09)
アンドリュー スピールマン、マイケル ド・アントニオ 他

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ウイルスの脅威―人類の長い戦いウイルスの脅威―人類の長い戦い
(1999/12/16)
マイケル・B・A・オールドストーン

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死体につく虫が犯人を告げる死体につく虫が犯人を告げる
(2002/07)
マディソン・リー ゴフ

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生物・遺伝・病原体 | 2013/08/03(土) 19:45 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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