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1237冊目 戦場で心が壊れて―元海兵隊員の証言
戦場で心が壊れて―元海兵隊員の証言戦場で心が壊れて―元海兵隊員の証言
(2006/09)
アレン ネルソン

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評価:☆☆☆☆


 ベトナム戦争へ赴き、帰国後にPTSDを発症、ホームレスを経て自分の体験を語り継ぐことをライフワークとする著者が、自分の半生を振り返って書いた本。

 記憶は自分に都合が良いように改竄されるので、どこまでが客観的な事実かは分からない。しかし、多少の自己正当化が入っているとしても、語られることは空恐ろしいことだ。

 ベトナムでは、密林でのゲリラ戦が主な戦いだった。それは、前線と後方の区分のない世界。昼間は友好的に振る舞う人々が、夜には地の利を生かして襲い掛かってくる。誰が敵で、誰が味方かすら分からない。その疑心暗鬼があるから、住民の虐殺が起こる。重武装の兵士が現地の村に入って、そこに男が居なければ、それは敵対する村である証拠だ。だから、彼らをおびき寄せるために、村に残った老人が、女性が、子どもが殺される。いや、著者は、殺したと明言するのである。

 この辺りの体験談は、本当に読めば読むほど気が滅入る。こんなことに、普通の人は耐えられない。だから多くの兵士が帰国後にPTSDを発症することになった。

 彼の苦しみを理解できるとは思えないが、少なくともそういう存在を、生み出したくなんか無いと強く思う。戦争を無くさなければならないのは、まさに兵士が過酷な最前線で人間性を失っていくからだ。

 隣国との軋轢が報じられるニュースが流れる度に戦争だ!と勇ましいコメントをする人にこそ是非読んで欲しい。なんとなれば、いざ戦争となれば、同じ目に会うのは私やあなた方と同世代の人々だからだ。

 しかし、南京事件に対して"中国軍民の犠牲者は少なくとも一〇万人以上といわれる"としてみたり、従軍慰安婦を"侵略戦争中、日本軍が拉致・監禁し、「慰安所」で兵士の性暴力の対象とされた女性たち"と欠かれると鼻白む。南京事件は、私は中間派の意見に与しているので、敗残兵の違法な処刑を中心に数万の犠牲者(最大でも5万人)が出たと認識しているが、10万は多すぎる。

 慰安婦にしても同じで、白馬事件という例外的な拉致事例はあっても、慰安婦全体としてみればそれは商行為であった。遥か昔から、戦場にはそうした女性たちがいたのは戦史を紐解けば出てくる話だ。この辺りは、南京事件―「虐殺」の構造』や『慰安婦と戦場の性』が信頼出来る。

 さて、どのようにして彼が救われていったかは、本書にあたって欲しい。彼の鎮魂の旅が、満足いくものになることを願う。


関連書籍:
南京事件―「虐殺」の構造 (中公新書)南京事件―「虐殺」の構造 (中公新書)
(2007/07)
秦 郁彦

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慰安婦と戦場の性 (新潮選書)慰安婦と戦場の性 (新潮選書)
(1999/06)
秦 郁彦

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ノンフィクション | 2013/07/21(日) 20:07 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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