カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1224冊目 なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ
なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐなぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ
(2011/08/22)
デニス・マッカーシー

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆☆


 生物地理学をご存じだろうか?なぜ生物がいま見られるような分布をしているのかを問う学問で、地球史が生物とその進化にどのような影響を及ぼしてきたかを論じる壮大な営みである。

 生物はどのように進化してきたのか。遺伝子の変異がどうこうというのは確かに一つの答えだ。しかし、生物地理学はもうちょっと先の疑問に答えようとしている。それは即ち、なぜこのような生物が進化によって生まれてきたのか、だ。この学問が答えようとする問いの1つこそ、タイトルにもなっている"なぜシロクマは南極にいないのか"である。

 この分野の有名人は、それこそ超弩級の人物である。まず、分類学の父カール・フォン・リンネ、進化論の生みの親であるチャールズ・ダーウィンとラッセル・ウォレス、大陸移動説を唱えたウェゲナー、社会生物学の父E・O・ウィルソン、『銃・病原菌・鉄』で一世を風靡したジャレド・ダイアモンド。


 彼らの行跡を追う中で、読者は自然とどのようにして進化が起こってきたかを地球規模で知ることが出来る。

 ダーウィンフィンチはなぜ分化したか。イグアナの進化の謎(イグアナが分化したのはガラパゴス諸島が出来る前なのだ)。南北アメリカが接したことによる南米の悲劇。そして何より、人類が世界中に広がった果てしのない道のり。

 単に進化の物語として面白いだけではない。地球規模での変化がその背景にあるが故のダイナミックさが面白いのだ。変わりゆく地球の上で命を繋いでいくためには、我々は変わり続けなければならないのである。

 ダイナミックさを感じさせるために、意外な事実を多数取り上げているのも嬉しい。例えば、アマゾン川は昔太平洋に注いでいた、という。アンデス山脈が隆起したために流れがせき止められてやがて逆流し、大西洋に注ぐ今の姿になったのだ。それは、カワイルカの寄生虫を調べれば分かる。

 人類の伝播についても同じように興味深い話題が山盛りである。ポリネシアのサツマイモは南米原産な一方で、南米で発見されたニワトリの骨はポリネシアのものと遺伝的に一致する。古代の人々の航海術に驚くばかりだ。

 こうした読者の興味を惹く興味深いエピソードが多数あるため、読んでいて実に楽しかった。生物地理学には今後も注目していこう。
関連記事
スポンサーサイト

地球史・古生物・恐竜 | 2013/07/04(木) 20:17 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。