カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1216冊目 昨日
昨日 (ハヤカワepi文庫)昨日 (ハヤカワepi文庫)
(2006/05)
アゴタ クリストフ

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 1956年、ハンガリー。ソ連の圧政に立ち向かった人々は、首都ブダペストで一斉に蜂起した。所謂ハンガリー動乱である。アメリカはハンガリーを援助する素振りを見せたが実行に移すことはせず、放棄はソ連軍の圧倒的な武力の前に鎮圧され、ナジ・イムレ首相が処刑される等、多くの犠牲者を出した。国外へ脱出した難民は20万人以上。

 その難民の中に、アゴタ・クリストフという若い女性が居た。その遥か後に、『悪童日記』で世界的な注目を浴びることになる人物である。大学時代に読書家の友人に勧められて読み、圧倒的なパワーに参ってしまったことを思い出して本書を手に取った。

 本書は、そのアゴタ・クリストフの半自伝的な小説である。

 主人公のサンドールは、工場での単調な仕事で細々と暮らす亡命者。カネは無く、学もなく、そして、語れるような過去もない。むしろ、過去は自分の中で封印し続けなければならない類のものだ。そして、いつか自分の前に現れるはずのリーネという女性を夢に見ながら、夜は文章を書き綴る。

 夢や希望が遥か彼方にある、泥沼のような毎日。付き合っている女性は居る。亡命者仲間で話しをする相手はいる。それなのに、全く満たされることのない日々。全ては、彼が国を捨てることになった過去にあるのかもしれない。

 重く、やや狂気を感じさせる。それなのに、どこか現実にしっかり立脚しているような文章に迫力を感じてしまう。著者が同じような生活を送っていたからこそ持ち得る力だろう。

 『悪童日記』程の圧倒的な印象は無かったが、それでも人と社会の繋がりについて考えさせられる作品だった。


関連書籍:
悪童日記 (ハヤカワepi文庫)悪童日記 (ハヤカワepi文庫)
(2001/05)
アゴタ クリストフ

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

その他小説 | 2013/06/19(水) 19:19 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。