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1213冊目 ザリガニはなぜハサミをふるうのか―生きものの共通原理を探る
ザリガニはなぜハサミをふるうのか―生きものの共通原理を探る (中公新書)ザリガニはなぜハサミをふるうのか―生きものの共通原理を探る (中公新書)
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山口 恒夫

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評価:☆☆☆☆


 子供の頃の記憶といえば、悪友たちとそこら中を駆けずり回っていたことばかりが思い浮かぶが、その中に、ザリガニ釣りがある。家の周りには田んぼが沢山あったので、釣る相手は幾らでもいる。友人のお母さんからスルメを分けてもらって、タコ糸の先に括りつけては釣りに励んだものだ。

 昔は男の子だったという人の多くが、この甘酸っぱいと言うよりもむしろ泥臭くて懐かしい思い出を持っていることでありましょう。そんな少年の心を残す私の目にこんなタイトルが飛び込んできたら、読まざるを得ないではないですか。

 この本は凄い。何がって、一冊丸々ザリガニなところが。

 まず、ダーウィンのブルドッグと仇名され、生まれたての進化論を強力に擁護したトマス・ヘンリー・ハクスリーから話が始まる。何故かって?なんと、ハクスリーはザリガニを研究していたという。

 ザリガニがどのように食されているかというネタで読者の心を鷲掴み。え?ザリガニなんか食べたくない?実はですね、ロブスターはザリガニ下目に属するので、立派にザリガニです。広くご馳走として食べられているというが、エビの近縁であることを考えれば不思議はない。それにザリガニの語源や、研究に当たった有名人(その中には、かのフロイトの名も!)の話で更に興味を引いてくれる。

 ハクスリーの名言を引用して曰く、「明晰な人の眼には、最小の事実でもそれを通して無限が見られる窓となるといわれているが、実際にそうである」。その言葉通り、ザリガニ研究からは多くの知見が得られていると言う。なんとGABAの名で知られる神経伝達物質もザリガニ研究から発見されたとか。

 本書を読めば、本当に意外なほど多くのことが分かっていると思わされる。特に著者が関わった、ザリガニの視覚については面白かった。3000にも及ぶ単眼がズラリと並んだ目で眺める世界は、我々のものとは全く違うというところが良い。視覚システムは本当に様々な形をとっているものだ。

 そのライフサイクルも面白い。なんと向かい合ってする交尾(しかも、長い種だと10時間もですって!)。オスがメスのハサミを抱えて等と描かれると、相手の手を抑えたまま揺れ合うと大きく揺れる膨らみをついつい思い浮かべ……って、なにやら暴走してしまいました。ともあれ、視覚刺激は無くてもザリガニは頑張っているようです。立派なものです(笑)

 ビビるとオシッコを漏らしてしまうのは人間に似ているようで、化学信号を使った信号の伝達でもあるから種の生存に有利と思わせるところなど、上手くできているなぁと思う。

 期待していたよりずっと広く深くザリガニの魅力を教えてくれたことに感謝です。
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生物・遺伝・病原体 | 2013/06/15(土) 19:46 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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