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1206冊目 教養としての世界宗教事件史
教養としての世界宗教事件史 (河出ブックス)教養としての世界宗教事件史 (河出ブックス)
(2010/10/09)
島田 裕巳

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評価:☆☆☆☆


 世界を理解するのに、宗教の存在を欠くわけには行かない。あなたは神を信じていないかもしれないが、世界にはFSMを始め、多数の信者を獲得している宗教がある。そして、信者の人数を背景にして、宗教は社会を、ひいては世界を動かす力を持つのだ。

 そういう意味で、宗教を知っておくことは悪いことではない。世界の宗教を、それも歴史的に知るなら、特に。
本書はそんなニーズに答える一冊である。

 本書は、"世界宗教事件史"を名乗ってはいるが、事件の数々を追っただけのものではない。その始まりが、"人類はいったいいつ宗教をもったのか"であり、次章が"壁画が物語る宗教の発生"であることから明らかだろう。つまり、宗教とはどのようなものかから説き起こしているのだ。

 そこから、ピラミッド建設、ゾロアスター教成立、一神教の誕生、老子の思想、仏教の始まり、パウロとアウグスティヌスの回心によるキリスト教の成立(パウロのそれは側頭葉癲癇が原因とも言われる)、ムハンマドのメディナへの移動、ダライ・ラマの亡命等々、それぞれの宗教にとって大きな影響を与えた"事件"が語られている。

 事件を語る中で、それが後世から見てどのようなものであったのかを説明してくれているのが魅力。また、事件の影響を知るためには、それまでの歴史も知らなければならないので、結局は各宗教を概説しているところも良い。ダライ・ラマを取り上げた章では、中国の弾圧に触れながらもチベットは中国侵略以前の姿に戻るべきではないことも語られ、バランスが取れているのも良い。

 ルルドの泉も取り上げられているが、かつてそこには松葉杖が大量に置かれていたらしい。奇蹟によって歩くことができるようになった人々が不要になった杖を置いていったものだ。それを見て、アナトール・フランスは、「なんだ、義足はないのか」と言ったと伝えられる。見習うべき懐疑的な姿勢というべきであろう。

 何はともあれ、宗教が世界に与えた影響を知るための入門書としては優れた本である。一神教と善悪二元論の違い等、考えさせられるところもある。進行するという意味合いではなく宗教に興味がある方には向いていると思う。


 ただ、残念なことに我らがFSMは取り上げられていなかった。残念だ。ラーメン。
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ノンフィクション | 2013/06/03(月) 19:02 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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