カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1201冊目 腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち
腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち (中公新書ラクレ)腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち (中公新書ラクレ)
(2006/10)
杉浦 由美子

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 男性同士の性愛を描いた創作が、本屋の一角を占めるようになったのは何時の頃からだろうか。綺麗な絵の表紙のこれらの本は、それまでも存在した実写系のものとは違い、その販売対象が女性である。こうしたBL(ボーイズラブ)あるいはやおい(ヤマなしオチなしイミなしの略ともやっぱりおしりがいいかんじの略とも言われる)と呼ばれる一群の作品を好む女性たちを、誰が名付けたか腐女子という。

 ブログのランキングなどを見ると、その分野にかなりのレビュアーがいて、人気もあることは分かる。たまに池袋に行けば、そうした女性たちを眺めることが出来る。いや、特に見たいというわけではないのだけど、キャリーバックを転がしている若い女性の少なからずはそうだと言うのだから、目に入ってくると言うのが正しいか。

 なぜ彼女たちが、イメージの中であっても自分が介在しない男同士のカップリングに萌えるのかに迫ったノンフィクション。

 女性の消費志向を論じ、単一のモノサシで個人の価値観を図れる時代は終わったと宣言し、BL小説の内容を分析する。そのいずれも、私がこれまで興味を持って眺めてきたことのない世界なので、なかなか面白かった。

 それよりも、格差社会の実態を記したパートは凄い。昔は専業主婦が当たり前だったのに、今は専業主婦として生きていける女性は少数派だ。共働きするのは、自己実現のためなんかではない。生活のためだ。そして、そのあらゆるシーンで勝ち組・負け組の熾烈な競争があるという。出産まで、その道を選べる女性が少ないのが少子化に繋がっているという指摘をみると、まるで佐藤優さんの評論を読んでいるかのようで、腐女子についての本を読んでいたのになぁと思ってしまう程だった。

 こうした、閉塞した社会のはけ口として、現実味のないBLが求められているというのは、それはそれで頷けるものではある。

 一方で、これらが彼女らが腐女子という生き方を選択した理由なのかというと、疑問が残る。ノンフィクションであるならば、少なくとも仮説を検証する作業が必要であろう。しかし、実例として幾つかのインタビューはあるけれども、まっとうな統計的データは無い。なので、結論を素直に受け取ることはできない。その後の研究が待たれるところである。
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2013/05/27(月) 20:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。