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1200冊目 アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔
アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔 (ブルーバックス)アメリカNIHの生命科学戦略―全世界の研究の方向を左右する頭脳集団の素顔 (ブルーバックス)
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評価:☆☆☆


 アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health;NIH)は、世界屈指の生命科学研究の拠点である。

 パプアニューギニアで多くの住民の命を奪っていたクールーが感染症であることを突き止め、その拡大防止に活躍したダニエル・カールトン・ガジュセックを始め、ノーベル賞に輝いた科学者もいる。ガジュセックの研究は後にタンパク質病原体プリオンの発見でスタンリー・B・プルシナーのノーベル賞に結びつく。他にも驚くほど多くのノーベル医学賞受賞者や、著名な科学者がNIHの直接的・間接的にNIHの資金で研究を行なってきた。

 NIHで主任研究員を務めていた著者が、NIHとはどのような組織で、何を成し遂げてきたのかを語っているのが本書。

 触れられている話題の多さや、明らかにされた事実の多さが、NIHの信じ難いほどの存在感を際立たせる。あらゆると言っても過言ではないほど、広く深く生物化学分野の研究が為されている。

 なぜそんなことが可能なのか。それは、NIHという組織のあり方にも関わるだろう。政治からの独立であったり、優秀な研究者を育てようとする気概。しかも、これらが大したグランドデザインが無い中で生まれ育ってきたことには驚かされる。研究資金が組織ではなく人に付くというのも面白い。それは、研究者の自立を生み、組織の枠にとらわれない人材を生み出す。

 生命の根幹に関する、あるいは我々を脅かす病との戦いに関する話題では、明らかにされた事実そのものが魅力的。そして、こうした功績を挙げるための組織論という視点からも楽しめるという点で、ユニークな読み物になっている。多くの本はどちらかに偏りがちだから。

 もう一つは、科学者同士の交友だろう。熾烈な争いを繰り広げる人もいれば、寡黙に研究に取り組む人もいる。そうした多様な個性が、全体としては確実に科学が明らかにする地平を広げているのが面白い。

 多様な話題に触れているので、寄り道が多いようではあるが、楽しむことができた。日本の科学研究のあり方についても考えさせられる、そんな一冊。
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生物・遺伝・病原体 | 2013/05/25(土) 19:02 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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