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1183冊目 孫の力

孫の力―誰もしたことのない観察の記録 (中公新書)孫の力―誰もしたことのない観察の記録 (中公新書)
(2010/01)
島 泰三

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評価:☆☆☆


 霊長類の研究が専門の著者に、孫ができた。そこで、猿の研究で培った観察力を、孫相手に発揮してしまったのが本書。その視点には、科学者としてのものと、初孫を溺愛する祖父のものの両方があって、本書をとてもほんわかした雰囲気にしている。

 生まれた時。初めて笑みを浮かべた時。弱々しいだけの存在は、やがて這い、立ち、やがて歩くようになる。それと並行して、言葉に反応し、自らも言葉を発するようになる。そうした変化点のそれぞれに対して、他の類人猿との違いを感じるのは学者の面目躍如といったところだ。

 例えば、孫を可愛がるのは人間特有のことだという。猿は孫や曾孫に恵まれることは珍しくない。しかし彼らは、その頃には自分の子の面倒を見るのに忙しく、孫以下の存在の面倒を見ることはない、というのだ。

 話は飛躍してしまうかもしれないが、おばあさん仮説を思い出した。閉経は子孫を残す点からは不利な特性であるはずなのにそれが進化の道筋で排除されなかった理由を説明するために編み出された仮説であるが、祖父母が孫の面倒を見ることが、人間の進化において欠くことのできないものだった可能性は面白い。そして、孫との関係をめぐる類人猿とのハッキリした違いは、この仮説を一層面白くするのではないだろうか。

 孫との遊びを記述する中に成長を見守る喜びが溢れ、合間合間にその行動がどのような生物的な意味を持つのかを考えるところが良い。

 最後、自転車を教えるシーンは感動的だ。孫娘は、いつか祖父母のもとを飛び立ち、社会に出て行く。その象徴として、徒歩の補助者と自転車に乗った人の対比を選んだのは慧眼であると感じられてならない。

 今の子供達を見る時にちょっとした観察を加えようと思うのと、いつか孫に恵まれることがあればその観察を楽しもうと思った。
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未分類 | 2013/04/30(火) 20:08 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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