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1179冊目 メタボの常識・非常識―健康な人を「異常」にする日本だけのシステム
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(2010/05/21)
田中 秀一

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評価:☆☆☆☆


 メタボ検診が始まって、毎年の健康診断が憂鬱な人も少なくないであろう。ボディ・マス・インデックス(BMI;体重[kg]/身長[m]/身長[m] 20~25が標準とされる)についても知った人が多いのではないか。

 「BMIが25を超えたあなた、肥満です。生活習慣を改めて下さい」等と言われれば不安に感じてしまうのも無理はない。しかし、本当に健康にリスクが現れるのは、BMIが27を越えてから、特に30オーバーだったりする。彼らはなんと、痩せた人と同じくらい早死するのだ。

 あれ?痩せろって指導されるのでは???

 実は、メタボ検診にはハッキリした根拠はない。

 福島県郡山市と神奈川県伊勢原市の住民検診で、「ちょいメタ」「非メタ」の項目に該当した男性約2000人、女性約4100人を平均5年余り追跡調査して死亡率を調べたところ、「ちょいメタ」の死亡率は、「非メタ」に比べ、男性では0.54倍、女性では0.81となった。男女とも「ちょいメタ」のほうが死亡率は低く、長生きする、という結果だったのだ。(略)
P.50より


 メタボ検診によって人々が早死する方向に追いやられているとしたら、それはとんでもない問題ではないか?

 本書では、メタボ検診がどれほどナンセンスか、様々な点から述べている。本書を読めば、検診結果に一喜一憂するのは大間違いであることが分かるだろう。

 実は、メタボ検診だけではない。健康診断ですら、効果があるとはっきりしている項目は殆ど無い。厚生労働省の研究班が下した結論では、強く推奨できるのは喫煙、血圧の2項目しか無い。レントゲン検査?あれは有効性が無い一方で被曝リスクを高める無駄な行為です。低線量の被曝はほぼ害をもたらさないから良いものの。

 ただ、当たり前だが、明確な太り過ぎは害となる。BMIで30オーバーは早死のリスクが非常に高くなる。メタボ検診がナンセンスだとしても、明らかな異常であっても問題ないとするわけではないのだ。

 コレステロールについても述べられている。なんと、長生きするのはコレステロールが高めの人なのだ。日本の診断基準には不可解なことが多いことが分かる。

 異常を指摘されたら、病院に駆け込んで薬を処方して貰う前に、こうした本をじっくり読んで、数値の意味をしっかり考え、自分の体は自分で守る気概が必要だ。なにせ、少なくとも製薬会社にとっては、人々が薬を飲む程度に不健康であることはメリットなのだから。(『精神疾患はつくられる―DSM診断の罠』のような指摘を忘れるべきではない)

 そうした誤った情報に踊らされた結果か、なんと今の日本人の摂取カロリーは、戦後直後と変わらないレベルだという。飽食の時代を過ぎた後は、健康に気を使う余りに不健康な食生活になっているのはなんとも皮肉。

 医者を信用するなということではない。国民の半分が異常と判断されるような、狂った基準が存在することを理解して、数値の意味をしっかり理解することが大切なのだ。不安に付けこむ商法は、何も霊感商法だけではないということを知っておきたい。

 等と書くと、自分がメタボなのをなんとか認めないようにしようとしているんだろうと思われるかもしれないが、当方は身長180cm、体重65kgで、油断するとBMIが20を切る身。おまけにいつも低コレステロールと低中性脂肪を指摘される。これ、早死まっしぐらなコースだったりする。取り敢えず、健康と幸福のために赤ワインとナッツを楽しむことにしよう(自己正当化)。



関連書籍:
精神疾患はつくられる―DSM診断の罠精神疾患はつくられる―DSM診断の罠
(2002/10)
ハーブ カチンス、スチュワート・A. カーク 他

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医学・脳・精神・心理 | 2013/04/26(金) 21:08 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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