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1170冊目 日韓がタブーにする半島の歴史
日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)
(2010/04)
室谷 克実

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評価:☆☆☆


 なるほど、これは韓国ではタブーにされるわ。と思った一方で、何で日本でもタブーなの?という疑問が湧いてしまった。

 中国古代史やヨーロッパ史には興味を持ってきたのだが、それ以外の地域についての歴史は、出版点数が少なくなることも相まって、あまり読んで来なかった。従って、朝鮮半島の歴史に触れるのは、日本か中国と関係のあるところばかりだった。

 さて、本書はタイトルを見れば分かる通り、半島の歴史を通して眺める類のものではない。日本あるいは韓国で信じられている歴史が、実態とはどれほど違うかについて論じているものだ。

 まず驚いたのが、古代朝鮮にあった新羅の基礎を作るのに倭種、つまり日本人が大きな役割を果たしていたということ。いい加減な民間伝承に言われているわけではない。『三国史記』という、半島最古の歴史書に記されたことだ。

 倭式の墳墓があったり(半島の墳墓が日本のものより新しいことから、半島から日本に伝えられたものではないことは確実)、鉄の加工も半島は鋳鉄時代に日本では鍛造だったりと、日本の文化の進み方は一歩先んじていた。

 こうした記述を丁寧に追いかければ、華夷秩序的な世界観、即ち中国が文明の中心で、そこから離れるに連れて文化・文明レベルが落ちる(だから、中国-半島-日本の順に文化レベルは落ちる)という思想はこの時代にも当たっていなかった、ということだ。

 新羅の4代目の王は倭種であった、という。そして、後半は4代王の血筋を引く人物が王位に登っている。つまり、新羅の王の少なからずは日系であったのだ。

 こうした事実が完全に無視されているというのは驚くべきことであろう。なにせ、国家公認の歴史書に記されたことを認めず、根拠のないことを信じているのだから。それは事実に対して誠実に向かい合う姿勢ではない。

 半島が自尊心から事実を無視すれば、日本側は皇国史観を廃するために、過剰に半島に阿った”学説”を奉じていたのが、歴史的事実を闇に葬る事になった。しかし、それでは、イデオロギーの表明にはなっても学問にはなり得ない。歴史が学問を名乗るには、自分の信念には都合の悪いことにも向き合うこともまた、必要であると強く感じた。


 稲作なんかはコメのDNA解析によって中国からの南方ルートで入ってきていたことは知っていたが、こうやってみると、実は中国-半島-日本というルートではなく、中国-日本というルートで伝わってきた文物、文化もあるだろうし、日本が独自に生み出したものも多々あるのだろうと改めて感じた次第です。

 三国史記等の文献に広く当たっている点で、嫌韓に乗じただけの本ではないように感じられる。ただ、少々著者が想像の翼を広げすぎている感もあり、もうちょっと冷静に歴史分析に徹してくれていればもっと面白かったかもとも思った。
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その他歴史 | 2013/04/13(土) 22:22 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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